新宿の短歌教室に行く

 午前中は雨が降ったが、お昼近くに止み、午後からは日差しがでて、雲が多めながら青空がのぞいた。日中は気温が低めで過ごしやすかったが、雨が上がると蒸し暑くなった。

日中、エアコンを高めに設定した居間で、永田和宏という歌人の歌集『置行掘』(おいてけぼり)を読んだ。昨日のの夜に読み始め、今日の午前中に読み終えた。。

 歌集の最初の方にわたしの好きな歌人、永井陽子さんを詠んだ歌が一首あった。この歌に出会ったことで、この歌集を最後まで読み通すことができたと思う。だった一首だが、永井陽子さんに対する思いが深く感じられる。

 全体を通していいと思った歌をピックアップしたいと思い、二回目を読み始めてそんなに読まないうちに出かける時間になった。

 今日は夜から都営新宿線の都庁前にある新宿住友ビルで小池光さんの短歌教室が開かれる。始まる時間が6時半からなので、夕食をどうするか悩む。4時頃、軽く腹ごしらえをした。

 二子玉川駅から田園都市線半蔵門線、さらに都営新宿線と乗り継いで行く。

 二子玉川では今夜の夕食と明日の朝食のパンを買った。

 この夜学のような短歌教室は今回が二回目である。

 短歌教室の生徒は前と同じで16名で、提出された短歌はひとり2首で32首。短歌だけ出して欠席したひとが数名いる。

 最初に読売新聞歌壇で小池光先生が選んだ短歌のコピーが配られ、これをみながら先生の講釈を聞く。次に生徒たちの短歌の講釈に移る。

 わたしの短歌は2首のうち1首はこのままでいい、きれいに詠っているといわれた。もう1首は比喩を使ったが、事実なので比喩は必要ないと言われ、なおされた。

 くすっと笑ってしまう短歌もあって、なかなか楽しい教室だった。