穏やかな晴天が続く。
エアコンをつけ、掘炬燵のある居間で短い散歩以外はほぼ一日を過ごした。
昨日印刷した年賀状を書き始め、描いたのが10枚だけ書いた。水仙の絵をプリントした裏面にできたての短歌を1首書き添えた。
年賀状を10枚書いたのが昼食前。近くの郵便局に投函しに行き、その足で短い散歩をした。多摩川の対岸の街が眺望できるところまで歩き、同じ道を帰ってきた。
家の近くを流れる川のところまで来て、橋から川(小さな街川)を眺めると下流から軽鴨が1羽泳いでくる。あ!もしかしたらルパン!軽鴨は橋のところまで来て橋の下に消えた。橋の下にしばらくいたがさっきと同じ方に出てきた。
首を川の中に沈めて、水をかきたてている。いくら水浴びをしても羽根はすぐ水をはじいてしまう。水鳥の羽毛はすごいと思った。水に濡れないようにできているのだ。水は羽根を濡らさず滑るように落ちてしまう。水玉はほんのひとつかふたつくらい。強力過ぎて感動してしまう。
何回も頭を川に入れて水をかきたてるのはなんのためだろうか。遊んでいるのか。楽しんでいるようにも見える。ルパンのまわりに強めの水輪がいくつもいくつもひろがり、橋の上から眺めているわたしにも楽しさが伝わってくる。
次に川のほとりの浅瀬に来て、羽根の付け根あたりを嘴で突っ突いている。このしぐさを見るとルパンだとすぐわかる。他の軽鴨はこのしぐさをしないから。羽根の付け根に皮膚病でもあるのかとずっと心配していたが、ルパンの状況は変わっていない。あいかわらず1羽で行動している。
どうしているだろうかと案じていたルパンに思いがけず会えた。年の瀬にすごくラッキーなことが起こった気分になった!ありがとう、ルパン。ずっと君のことが好きだとあらためて思ったよ。
家に帰り、やや遅めの昼食を食べ、午後は12月17日頃から詠んだ短歌をノートに記したものをWordで入力した。
最近,読んでいる永井陽子さんの短歌の影響もちらほら。永井陽子さんの短歌は4年前によく読んだが、4年を経て今読むと前よりひとつひとつの短歌への理解が深まった。4年前は正直、難し過ぎてわからないところがあった。だが今はもう少し歌そのものを味わうことができるようになった。
、昼食後は12月17日頃から詠んだ短歌をWordで入力した。