初冬の寒さの日、武蔵小杉の歌会に行った

 風が冷たく、急に冬に近づいたような睦月二十四日。

 朝早くラインでメールが送られてきたが気がつかなかった。ちょうど充電をしていて、部屋隅にスマホを放置していた。小一時間ほどたってから返信をする。数回やりとりをした。

 午後から武蔵小杉の歌会があるが、午前中は部屋の掃除をするなど、忙しく動いた。

 掃除の後、身支度をととのえ、昼食後、いつものようにバスに乗って武蔵小杉へ。

 GOTOキャンペーンを利用した旅行をキャンセルすることになり、なんとなく気持ちが沈んでいたが、歌会は思ったより楽しめた。

 言いたいことを言えたし、他の参加者も言いたいことを言っているような気がした。ただ、一つ、違和感を感じた短歌の表現があって、そのことを口にしなかったことが悔やまれる。わたし独自の感覚かもしれず、ことばにすることができなかった。みんなとは違う感覚も口にすることで、客観視できるし、他の人たちの共感を得る可能性もあるのでこれからはためらわずことばにすることにしたい。

 歌会の後は七人の参加者のうち、4人だけでコーヒーとケーキ、ひとりはパスタを楽しんだ。いろいろな話で盛り上がった。ただ、楽しいだけの時間では長続きしないような気もする、少なくともわたしはただ楽しいだけでは満足しないから、自分の短歌を高めることでこの歌会の持続に力添えができればと思っている。

 

 

虫食ひの穴さえどこか愛らしく色づく柿の落葉手に取る

 

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昨日描き終えた柿の葉の絵、夜11時頃まで描いた