午前中、武蔵小杉の歌会へ

 朝早くは雲が厚くおおっていたが、だんだん青空がひろがってきた。

 いつもは午後から始まる歌会が今日は午前中に開かれた。会場の申し込みがうまくいかず、午前中しか確保できなかったからだ。

 9時半から歌会は始まった。わたしも含め7人が詠った16首の短歌(ひとり2首か3首)を司会者の進行で、一首一首、指名された人が感想や意見を述べ、それ以外の人も言いたいことがあれば発言する。

 このようなことばの使い方はおかしいとか、ここをこういう風に直した方がいいとか具体的な意見も多い。

 みなさんの意見を取り入れ、一部を手直しした短歌は次のようなもの。

 

女らのやわらかき声時おりのカトラリ―の音ランチは続く

 

マスクして目元凛々しき男なれどはずせばとたんに幼くなりぬ

 

八手の葉てのひらとなり受けとめつ金木犀の花の余韻を

 

 歌会の後、時間ぎりぎりの12時まで会場を使った。この歌会をこのまま続けるのかと意見が出され、それについて話していたら時間が足りなくなった。

 会場をとりあえず後にして、いつも行く店に5名で行った。昼食を注文した後、少し話しあったがしばらくはこのまま歌会を続ける方向に落ち着いた。とはいっても、やめてもいいという人が何人かいるので、また同じ問題が蒸し返されそうだ。離婚話が出た後、すぐには結論が出ず、思い直したりなどしながらもだんだん離婚に近づいて行く、そんな感じかも・・・・・。

 ただ、矛盾するようだがわたしが温泉旅行に行こうと提案したら、5人全員が行きたいと返事をした。具体化するつもりだが、別れの旅行にならないことを願う。