今日は桜坂を下って図書館へ

 今日もおだやかな秋の陽射しが注ぐ。布団を干し、洗濯ものを干し、種子から蒔いて育てた草花の小苗を日向に移した。

 ここ最近ではかなり気持ち的に落ち着いて過ごせた日曜日だった。最近はやや不安定な精神状態が続き、自分でもどうにかなりそうと思っていたが・・・・・・小康状態を保っている。

 ずっと家にいるのも良くない。午後は車で図書館に行こうと思い、車をいつも通り駐車場から出すと、警備員みたいな恰好をした男の人が走ってきて直進できないと止めようとした。ガス管の取り換え工事をしていて、道路に穴を掘ったので、とのことだ。

 ひと悶着したがしかたなく切り返しをして家のほうに車を戻し、いつもなら一方通行で曲がれない角から右折して、家の前の道路を後にした。

 いつもと違うルートで図書館にアプローチしたので、いつもは上って帰る桜坂を今日は下って図書館のほうに向かった。

 坂の下りと上りでは車を運転してまったく違う(当然だが)。これが下るときの感覚かと思い、不思議だけど楽しめた。

 図書館では予約していた石川不二子の『ゆきあひの空』を受け取った。石川さんのご主人がお亡くなりになった前後の歌が収録されている。

 石川不二子さんの歌集は現在、今日借りてきたものをふくめて4冊借りている。そのうち一冊は読んだが後三冊はこれからである。

 まず『ゆきあひの空』を読もうと思っている。

 

雅治似の男スマホにて話すを目の隅に入れ車で信号渡る