図書館に予約した本を受け取りに行く

陽ざしがあふれるが風は冷たい。最高気温は12℃まで上がったので、そんなに寒くない。

 目が疲れた感じがあり、電子レンジで蒸しタオルを作り、まぶたにあててみた。すぐ効果が表れるわけではないが、少しは目に良いだろうと思って。

 午前中、車で図書館に行った。今借りている本2冊を持っていき、貸出期間を2週間延ばしてもらうのと、予約した本を一冊受け取りにいくためだ。

 受け取った本は小島なおさんの歌集『展開図』で、朝日新聞で紹介していた記事を読み、読んでみたくなった。

 図書館からはいつも桜坂という坂を上り、六軒道路を通って遠回りして家に帰る。途中、鴨が飛来する小さな池がある宝来公園のそばに通ったが、紅白の梅林が見えた。

 あとで歩いてここまで来ようかと考えつつ、車を運転した。

 家に帰ってからも散歩で公園に行きたいなとずっと思っていたが結局行かなかった。

 目が疲れているのは体も疲れているからではないかと思ったからだ。

 代わりに、というわけではないが陽ざしがたっぷりそそぐ部屋で障子の張り替えの続きをした。

 頻繁に休みを入れながら、それでも5枚分の障子を張った。

 障子紙を実寸で切り、そのまま桟に張るという方法にしてから、スムーズに作業ができるようになった。ただ、障子紙を見り単位で正確に切らないといけないので、ここがいちばん神経を使うところ。桟に糊を塗るときは、量を多めに塗ることを気を付ける。薄く塗ると接着しにくい。

 柴犬レオがこの家にいた頃、障子戸の一部に使ってあるガラスを割ってしまい、代わりに和紙を張った。その和紙も色が褪せてしまい、小さな穴が開いてしまったので、今日新しい手漉きの和紙に張り替えた。 

 古いほうは白地に藍色の流し模様が入った手漉き和紙だが、こんどはうすめの桃色地に白い雲のような模様がある手漉き和紙にした。白い模様はそこだけ色を付けなかったためにできたもので、水彩画の雲の描き方に似ている。水彩画では白い雲は色を塗らず、青を塗らなかったところが雲になるのだ。

 疲れると陽の当たる廊下に干してある式布団に横になって休んだ。陽ざしがとてもここちよい。

 障子貼りの合間に、庭に出て植木鉢の草花に水やりもした。

 張り替えた障子の写真は明日アップロードしたい。