二子玉に買い物に行き、夕方は多摩川を散歩

夜眠るときは29度の設定でエアコンを使うが、今朝はかなり涼しく感じた。

暑さの峠を越したのだろうか。

 午前中、外出の支度をしてバスに乗り二子玉川に行った。

 老犬ももこの命日が明日なので、お供えの花を買いたかった。あと、お財布がぼろぼろになってきたので、買い替えようと思った。

 終点の二子玉川でバスを降り、まず最初にファストファッションH&Mをのぞいた。何枚か試着して二枚のブラウスを買った。この店は老犬ももこがいた2016年の夏にも1~2回買い物に行ったのを覚えている。この店にも、ももこの思い出がからまっている。

 次は玉川高島屋へ。店内はそれほど人が多くない。お財布売り場に直行し、商品を見ていると店員さんが来て、セール品をすすめた。いくつか手に取り、開けたり閉じたりをするとファスナーが引っかかる財布があった。これを見て、少し高めですが、とセール品でないものをすすめてきた。

 こちらはファスナーを使っていなので、引っかかる心配がない。セールス品より見た目の高級感があり、使いやすそうだったのでこちらに決めた。

 最後に老犬ももこの供華を買った。ひまわりの小さな花束だ。太陽にいつも花を向けているひまわりは、忠誠心とか友情を象徴するといわれている。いつもわたしを見ていてくれた、ももこ。わたしも、ももこのことを忘れないし、あなたのことを今でも見ているよ。ひまわりにこんな気持ちをこめた。

 2つのビルの間に広場があり、テーブルや椅子が置いてある。通りかかったとき、ちょうど四人掛けの椅子とテーブルが空いたので、そこに座った。ひまわりの花束をテーブルに置いて、スマートフォンを取り出し、ラインのキープメモに短歌を入力した。

 少したつと、小さな男の子を連れた母親が相席していいですかと聞いたので、どうぞと答えた。テーブルにマクドナルドをひろげてランチを食べ始めた。

 こちらはあいかわらずスマホを短歌を入力。8首目を入力したところで、お腹が空いているのに気づいたので席を立った。母親がこちらに向かって軽くわたし会釈した。こちらも返した。

 ビルのひとつにある地下の食品売り場に降りて、朝食用のパンと昼食用に天丼のお弁当を買って帰った。 

 遅めの昼食のあと、短歌集を少し読んだ。夕方になり、夕食用にお米を研いだ後、コンビニにシルバーパスの支払いに行った。その足で散歩にでかけた。

 まずバスに乗り、等々力不動まで行き、そこでバスを降りて歩いた。多摩川の河原に出て、灯がともり始めた対岸を眺めながら家の方向に歩いた。

 若くて元気な頃の柴犬レオとよく歩いたコースだ。多摩川の河原は昨年の大水ですっかり荒れ果てている。レオと歩いた川の流れに近い遊歩道は草が繁り歩けない状態だ。あの頃の多摩川の河原がどれほどここちよいところだったか。自然そのままでも、荒れている自然と、人の手である程度コントロールされている自然ではまったく違う。 

 過ぎた歳月の長さを思いながら歩いた。

 

見る人の姿映せる壁モニター駆け回る幼児二人映して

 

壁モニター映す人をぞゆがめたり母親と子が細く伸びる

 

テーブルに母と幼子同席しマクドナルドが鼻腔をくすぐる