早朝の散歩をする

 朝目覚めたのは4時半ごろ。

 すぐ起きて麦茶をわかした。8月の初め頃から麦茶を毎日1リットル作っている。真夏日猛暑日が続き、毎日1,5リットル以上の水分をとっている。麦茶はその一部。

 6時から始まるNHK短歌までまだ時間があり、朝の散歩に行くことにした。携帯電話を持って、テレビに間に合うように帰ってくることに。

 小さな川の下流に向かい、そろそろ引き返そうかなと思ったら、柴犬レオの散歩で知り合った奥さんに出あった。

 犬を連れていて、その姿に面影があり、思わずレオがいた頃この方が連れていた犬の名を呼んでしまった。

 がよく見ると若くてやや小柄で違う犬だった。奥さんはわたしが名を口にした犬が3年ほど前に亡くなり、現在の犬は三か月前に保護犬を引きとったと話した。

 白と黒の交じりあった、耳が垂れて、猟犬に近い姿をしている。前の犬は足が長い猟犬でもっと高さもあった。

 人間のことはこわがらないが、いつもまわりにびくびくしていると奥さん。年齢は1まだ2歳にならない、若い犬だ。引きとったときはがりがりにやせていて、フィラリアにかかっていて、いまも完治はしていないそうだ。戸外に放置されていたので蚊に刺され、フィラリアをかかったのだろう。

 健康を取り戻し、引き取られた家に慣れて、幸せに暮らしてほしいとこころから思った。また会おうね、と教えてもらったその犬の名前を呼ぶとこちらを見た、自分の名前を覚えているのは新しい家族に名前を呼んでもらって可愛がられているのだろう。

 知人の奥さんと別れ、家に帰る道を歩いた。立ち話は予定外だったので少し急がないといけないと思ったがすぐに帰らず、多摩川の河原に足を伸ばした。柴犬レオや老犬ももこを偲ぶためだ。

 その頃と多摩川の河原はあまり変わらないが眺められる風景は変わった。対岸に高層ビルが林立し、愛する犬がいた時がますます遠ざかるような気がした。

 

 

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鷺草の花を見るのが毎日の楽しみのひとつ

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千日紅も花の数が増えてきた、今年は赤よりも桃色が多い

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グラジオラスのつぼみ、どんな色の花が咲くのか楽しみ

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