今日は東京都心がはじめて猛暑日となった。
都心からはるか離れたわたしが住む辺りも、朝からムッとする空気におおわれ、暑くなりそうな予感がしたがその通りになった。
エアコンの設定温度は最初は27℃、エアコンが効きはじめてから28℃にしたが昼過ぎから部屋にいても暑さを感じ、26℃に下げた。
今のところ、外に行ったのは朝、コンビニに朝食用のパンを買いに行き、お昼前に近所の肉屋さんに買い物に行っただけ。
夕方になり、庭に出て、ホースで花壇に水やりをし、植木鉢にも水をやった。ホースで花壇に水をやると思い出すのは父のことだ。真冬の1月、葬儀場で母を荼毘にふし弟の家族といっしょにもどってくると、父が庭にホースで水を撒いていた。(乾燥した日が続いて)庭の樹がかわいそうだから、と父は言った。家で通夜と告別式を行い、父は出席したが、荼毘にふすときはいっしょに行けなかった。
柴犬レオと父は留守番していたのである。どんな気持ちで母のいない家にいたのだろうか、とときどき思う。真夏の花壇に水をやりながら、12年あまり前の真冬を思い出すことの不思議。
いつものように散歩に出かけられるだろうか。4時半現在、外は熱気に包まれているようだ。陽射しが衰えてもこんな暑い空気の中を歩くのはどうだろうか。