日曜日は朝から晴れた。雲が多めでからっとした晴天ではないが。目高のえさやりくらいしか庭に出ずに夕方まで過ごした。
日曜のことを書く前に前日、土曜のことも少し。
この秋開かれる予定だった高校のクラス会がコロナウィルスの影響で中止になったので、その代りというわけではないがメールでわたしの近況を伝えた。他のもとクラスメートの近況も知りたい気持ちがあったからだ。
午後から外出し、朝日新聞に紹介されていた写真展に向かった。東京メトロ日比谷線の六本木駅から地下通路を歩いて5分くらいのところにある。
14歳の女子中学生が撮った東京の郊外に棲息する鳥類の写真が展示されている。記事では撮影者(藍沙さん)が特に翡翠が好きと書いてあり、わたしも好きなのでどんな写真なのか興味をひかれた。
チョウゲンボウ、軽鴨、目白、ジョウビタキ・・・・・さまざまな野鳥の表情を楽しむことができた。翡翠の写真はどれも夢のようにきれいだ。赤い紅葉や、黄色の黄葉、ピンク色の紅葉を背景に、鮮やかな青色の翡翠がくっきりと映え、なんて美しい生き物なのだろうと思った。嘴が大きい体形もどこか愛らしい。水中の魚を狙ってホバリングしている写真もある。わたしもホバリングしている写真を撮ったことがあるがこんなに迫力のある写真は撮れなかった。
他の展示スペースでは違う写真展を開催していて、どの展示会も楽しめた。結婚式を独自の視点で撮ったものや、よみうり写真大賞の入賞作品の展示もすばらしかった。とくに中学生フォト部門の写真には興味をそそられた。
長々と昨日(土曜日)のことを書いたが、今日(日曜)に戻る。
昨日わたしが発信した近況報告のメールにいまのところ二名のもとクラスメートからしか反応がなく、空振りだったかなと反省。いろいろあるけどすべてがうまく行くわけではなく、やっただけよかったと思うことに。
エアコンの効いた居間で、短歌を作ったり、残暑見舞いを書いたり、昨日受け取った浜松からの友人のメールに返事を書いたりした。
浜松の友人は現在、国立西洋美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に展示されているゴッホのひまわりについて、こんなことを語っている。友はずっと前から見たかった絵画で、実際、ロンドンを訪れていつか観ようと思っていたそうだ。ところがその思いに応えるようにゴッホのひまわりが日本に来ることになったと。
念じれば実現することもあるのだと思ったと書いてあるが、念じて実現したのはこれがはじめて、だとも。
友はコロナウィルの感染拡大にもかかわらず、ナショナル・ギャラリー展を観に上京する予定を伝えてきた。いつもなら、上京中は友だちと会う機会をつくるのだが今回は絵画だけを目的に日帰りで来るとのことだ。
さて、夕方になり、陽射しも衰えてきたようなので散歩に行くか、それとも近くを歩くだけにするか・・・・・・。