掘り炬燵をしまう

気温が上がり、最高気温は28℃を超えた。

窓を開けはなし、部屋に風を通した。

過去のブログで掘り炬燵をしまったのはいつ頃かを調べてみた。5月4日がいちばん早く、いちばん遅いのは5月29日だった。5月半ばに仕舞っているのがいちばん多い。

 柴犬レオがいたとき、老犬ももこがいたとき・・・・・・なつかしみながらブログを読んだ。

 この暑さでは炬燵はいらないと思い、今日仕舞うことにした。

 掘り炬燵の床面にたまったほこりを掃きとり、さらに掃除機をかけた。足を載せる格子状のすのこを濡れ雑巾で拭くとびっくりするほど汚れていた。昨年の水害で掘り炬燵の中にも水が入り、下のほうにあったすのこも泥水に浸かったのだが、ほかに床浸水後の掃除が大変でここまで手が回らなかった。七か月を経て、泥汚れを拭くこととなった。

 何度も水洗いした雑巾で拭いて、やっとこれならと思うくらいになったすのこを風に当てて乾かし、床の下に納めた。掘り炬燵の櫓も仕舞い、半畳分の畳でふたをして完了。

 水を入れた洗面器にメダカの卵を入れて孵化を待っていたがとうとうニ匹の赤ちゃんメダカが孵った。これからどんどん増えるにちがいない。

 夕方、まだ明るさが残る時間に近くの川に行くと、流れのなかに配した大きな石に軽鴨が座っていた。ルパンと名付けた軽鴨だとすぐわかった。デジカメを取りに家に帰り、川に戻るとルパンはいなくなっていた。川岸に猫を紐でつないで散歩している女性がいた。この猫を警戒してどこかに行ったのかもしれない。たぶん、川を飛び立ってねぐらに帰ったのだろう。

 ルパンの姿を探してだんだん暗くなる川沿いを少し歩いた。今日は一日中家のなかにいたので、ちょうどよい散歩になった。

 

手毬咲きの小ぶりの花の山紫陽花ほそくながくこの庭にをり

梅の木から雀が一羽降り立ちて追いかけるがごともう一羽が

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夕ぐれに撮った芍薬の花、今日明日が花のピークかも

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背が高くなった鉄砲百合