母の日に墓参り

 朝は雲っていたが日中は陽射しが出る時間もあった。

 蒸し暑く風が強い。

  日曜日は掃除の日なので、部屋の掃除を途中休みを入れて2時間以上かけてやった。床の掃除だけでなく、障子の桟などほこりがたまるところをきれいにした。

  午後は昨日剪定した金木犀の枝を紐で束ねた。8束にもなった。

  目高の卵を孵そうと水を張った洗面器にたくさんの卵を入れたが、赤ちゃん目高が生まれる気配がない。10日以上も前に卵を入れたのでそろそろ孵ってもいい頃だが。

新しく水を張った小さめの洗面器に30個ほどの卵を入れてみた。遅くても5月25日頃に孵っているはず。

  鉢植えの白い芍薬を2本、ピンクの薔薇を2本、都忘れや矢車草も数本、ギボウシの葉を2枚切り、水切りをした後小さな花束を作った。 

 今日は母の日なので墓参りに行くことに。一度家を出て歩き出し、マスクをつけていないのに気がつき、引き返してマスクをつけでかけた。お寺には人がいなくても行き帰りはいろいろな人とすれ違う。床屋さんの奥さんと短い立ち話をした。あいかわらず走っている人も多い。

 菩提寺の墓地にはカーネーションを手向けた墓もあった。母はあまりカーネーションが好きでない。娘時代に母の実家は温室を経営していて、家族でとても苦労したようだ。なにしろ太平洋戦争に向かっていく時代だったから、花の栽培がうまく行くはずがない。祖父の温室でもカーネーションを栽培していたのだろう。母は花を売る手伝いもしたそうだ。そんな思い出が重なるカーネーションは好きになれないのもわかる気がする。でも花は好きだった母。わたしが花壇に咲かせる花をとても楽しみにして、散歩から帰ってくると花壇の前でひと休みしながら、花を愛でていた。

 母の日に母に手向けた花は、白と薄いピンクの少し寂し気な花だがきっとは母きれいだねと言ってくれるはずだ。

 

 

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2つの鉢に咲く白い芍薬、ここから2本切った

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このオールドローズもピンク色の花だが、持って行ったのは他のピンク色の薔薇

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山紫陽花”舞妓”

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こちらは地植えにした同じ”舞妓”、鉢植えと地植えでは花の色が少し違う