ベニカナメの剪定の続きをした

気持ちのいい晴天で気温が上がらず、庭仕事にぴったりの日。

午前中と午後、近所の買い物に行ったがそれ以外はずっと家にいた。   

午前中に買い物に行った肉屋では間隔を開けて買い物客が並んでいる。わたしの前にいた男の子(中学生くらいか)は、餃子の皮を3つ手に持ち、順番が来ると豚ひき肉1,5キログラムと注文した。ところが店主に豚ひき肉はもうないと言われ、何も買わずに帰った。母親に買い物を頼まれて来たのに買えなくて気の毒に思った。母親だったらひき肉がなければあるもので何か作るものを考えて買い物ができるだろうに、と思った。

 肉屋から帰り、さっそく庭に出て、ベニカナメの剪定をはじめた。今日で剪定は3日目だ。泥水に浸かった父の遺した剪定鋏を使う。こんな晴れた日はからだを動かして庭仕事をするのが楽しくて仕方ない。大変ささえも楽しい。

 こうして庭木を伐れるだけの元気があることに感謝したい。

 ベニカナメの赤い若葉をほとんど刈り込み、混み合う枝も切り落とし、隣家が見えないほど密集していた生垣に風が通るようになった。

 ベニカナメは旺盛な成長力を持つ木だから、強く剪定してもまた新しい芽を出す。

 昼食をはさんで午後もベニカナメの剪定をした。

 脚立にのぼり、剪定鋏を使っていると、家の前の道路を知り合いの奥さんが歩いてきた。話しかけると駐車場に入ってきてくれたので、脚立の上と下で(2㎡近く離れている)話した。これから散歩に行くところとのこと。

 奥さんは手作りのマスクをしている。最近、手作りのマスクをしている人が目立つ。市販のマスクが手に入りにくいからだろうか。わたしも近所の買い物は全て手作りマスクで通している。

 インターネットで手に入れた情報だが、香港マスク(Nhマスク)についてのサイトがあり、手作りマスクの作り方を掲載している。そこでティッシュペーパーやキッチンペーパーがフィルターとして使えるとあった。

 手作りのガーゼマスクをして外出をし、風邪をもらったことがあったので、キッチンペーパーのフィルターで強化している。このことを知りあいの奥さんにも教えてあげた。

 奥さんは散歩に行き、わたしは剪定の続きをした。

 庭に出ている時間が長かったが、それだけでなく、4月末締め切りの短歌誌に送る短歌8首をワードに入力し、推敲を重ねた。明日も推敲を重ねるつもり。27日(月曜)には投函したい。