友だちからチョコレートのプレゼント

 風もなくおだやかな陽射しが注ぐ。まだ二月なのに三月のような陽光とあたたかさだ。三月はいったいどうなるのだろう。三月が四月になり、四月が五月になるのだろうか。

 庭の梅の花は例年より2週間近く早く咲き始め、はや満開となった。目白のつがいが花の蜜を吸っている姿を眺めた。梅の枝を揺らすので、花びらがときおり落ちて来る。

 午後、玄関のチャイムが鳴るので出ると友だちの姿が・・・・・。赤い紙袋に入ったカラフルなチョコレートをいただいた。ソフトクリームような形の土台に、ピンク色のハートのかたちのチョコレートやピンク色の板チョコなどがデコレーションされている。ひとつひとつ食べ比べるのが楽しみ。

 友だちは家に用事があるようで玄関先で少し話してから帰った。

 

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一日中、短い散歩以外は外に行かずに過ごした。炬燵に入って、歌会に持って行く短歌3首をどれにしようか吟味した。2月28日必着の明治神宮春の大祭に応募する短歌をいくつか考えているがまだ決められない。もっといい歌ができるのでは、という期待もある。26日には投函したい。

 新型コロナウィルスの感染者が日々増えていく。発熱をしても職場に行ったり、旅行に行く人に驚く。少しくらいの熱では仕事を休めないし、キャンセルするより無理してでも行こうという考えか。

 クルーズ船の感染者を感染病対応の医療施設に入院させているので、国内でこれから感染するであろう患者を受け入れるキャパシティがあまりない。なんで最初の段階でアメリカやイギリス、カナダなどの国が自国民の乗船客をチャーター機で母国に戻さなかったのだろう。

 NHKニュースによるとアメリカには日本政府が早い段階で米国民のアメリカ本土への移送を打診したそうだ。なにしろ日本人の次に人数が多いのだ。ところが感染者がいるかもしれず、横須賀に移動し、米軍機で輸送することで周囲に感染が広がる恐れがある。船の中で隔離できればより安全との考えを示し、本国への移送を見送ったとのことだ。

 2月の初め頃、朝日新聞でこのことに触れた短い記事を読んだが、わたしは米国から自国民の移送の打診があり、日本政府が船で隔離すれば大丈夫と米国民を船に留め置いたのではないかと思った。実際は日本政府が米国民の移送を望んだわけで、なんとかそのようにしてもらうことはできなかったのだろうか。そうすればこれから使える日本の医療資源にもう少し余裕があったと思う。

 ただ、トランプが感染した自国民を飛行機に乗せて入国させたことを激怒したというニュースを聞いて、2月5日の時点で自国民をアメリカ本土に移送させることはありえないと思った。

 あの時点でアメリカが自国民を移送していれば、カナダ、イギリス、イスラエル、韓国など多くの国が同調したのに、と残念でならない。

 船籍はイギリス、クルーズのオペレーションはアメリカ。日本人の乗客が多いので日本が感染対策のすべてを担うことになり、感染者の治療も行うことになったがイギリスやアメリカの知らんぷりぶりに怒りを感じる。

 ただ、日本の対応の後手後手ぶりにもがっかり。日本の医療資源はクルーズ船客にかなり使われ、ウィルス検査のキャパシティもなく、感染者を特定できにくい。

 こうなったら自分で何とか感染しないように注意するしかないが、マスクが不足、メタノール消毒液も不足。あるものでなんとかするしかない。

 

 

葉の上に庭の面に移りゆく時を印せる梅の花びら

 

咲き満ちる庭の白梅風なきに思ひつくがに散る花があり

 

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今日の梅の花

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ミニスイセンのつぼみ、老犬ももこがいた時植えた球根から花が咲くのがうれしい

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こちらはふつうの大きさの水仙の芽、いろいろな種類が植えてある

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種から育てたストック、あまり大きくなっていないので花が咲くのが遅れるかも