睡眠不足の一日

最近、睡眠のリズムが崩れた。

昨夜もいつもよりおそく眠りについたが2時半ごろ目が覚めてしまった。その後なかなか寝付けなかった。それでも2時間ほど眠り、起きたのは7時前だった。合わせて5時間くらいは眠っただろうか。もっと眠りたかったが、ここで眠ると次は9時頃目が覚めることになりそうなので起きた。

 お昼近くになり、近くの菩提寺に墓参りに行った。父の命日に供えた花がまだ元気に咲いている。後で気づいたが今日は母の月命日でもある。

 お寺では早咲きの桜が2本植えてあり、その1本は満開、もう1本は数輪咲き始めた。何日か暖かい日が続くので、どんどん咲き進むだろう。

 お寺からの帰り、川べりを歩いていると近所の知り合いの奥さんが自転車に乗っているのに会った。健康診断に行った帰りとのこと。わたしも早く行かなければ、という気持ちになった。

 ただ、新型コロナウィルスがどれほど日本国内で蔓延しているのかわからず、病院に行くのが怖いところがある。健康診断に行って感染したのでは本末転倒ではないか。

 どこかで腹をくくらないと健康診断に行けそうもない。

 睡眠は不足しているがそれほど支障なく一日が過ぎた。一昨日から読み始めた久々湊盈子さんの最新歌集『麻裳よし』はあと少しで読み終える。

 

 

使ふ人なき一部屋窓をあけ朝の光を入れればぬくし

 

名札には柴犬雌とそつけなく書かれてありぬももこの首輪

 

この冬の庭にはじめて見るツグミふつくらと毛をふくらませつ

 

わが気配にツグミ驚き庭の面を小走りに去りたりはねるごと

 

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忘れな草