参議院選挙に行く

曇天で雨は降らず、陽射しもないが蒸し暑い。

室温は昨日と同じ27℃前後。湿度はなんと80%。この気温でも蒸し暑さが堪える。顔や首筋がべとべと湿っている感じだ。

 昨日、歌友の訃報を聞いて、それほど親しくはなかったが短歌に対して熱心に取り組んでいたのでそのことが胸に残る。

 この歌会のメンバーは先生をはじめ高齢者が多いが、亡くなった方はその中でも若い方でわたしが歌会に参加する前はいちばん若いメンバーだった。わたしよりわずか2歳年上である。若い頃からの病気でだんだん進行したようだ。

 昨年は歌会に出席した後、無理があったのか入院したことが2回あったように記憶している。それでも歌会に参加することにこだわり、最後は歌会どころか歌を詠むことも断念せざるを得なくなった。

 こんなことを思うと、短歌を詠んだり歌会に参加したりができることを感謝しようという気持ちが湧いてくる。

 歌友の歌にかけた思いをわたしは現実として生きていくことができる。かなわないこともいろいろあるだろうが、一歩一歩進むことはできる。

 午後は近くのデイサービス施設が会場となっている参議院選挙にでかけた。参議院選挙は3年に一度実施される。この前の参院選は老犬ももこが腎臓病末期の闘病生活をしていた2016年の、やはり7月だったと思う。

 ももこがいない家を出て選挙に行く気持ち。こころのなかのももこと柴犬レオに話しかけた。いっしょに行きたいならいっしょに行ってもいいよと。ももこはあのとき家で留守番をしていたけれど今日はいっしょに行けるよ。

 犬たちとよく散歩した道を会場に向かった。ももこがいて選挙に行った日から、3年が過ぎたたった。レオがいなくなって6年余り。

 

歌友は他界する数週間前に最後の歌集を発刊し、歌会のメンバー全員に届けられた。

終となる歌集を賜りほどなくの別れとなりつ小雨の文月

 

参院選にでかけるわれ3年前はわが犬をりし7月なりき

 

錆の出る自転車までをつる伸ばすへくそかずらのつる先そよぐ

 

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手前にピンク色のトレニア、右は赤いペンタス、左は白い小花のカラミンサ

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グラジオラスの花芽が伸びてきた

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鷺草の花芽もたくさん出ている

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花壇い植えた千日紅、植え付けが遅くなり成長が思わしくない、早く大きくなって!