沈丁花を一本剪定し、午後はウィンドウショッピング

パッとしない天気が続く。あまり陽射しがなく、特に夕方になり風が冷たくなった。 

それでも午前中は肌寒いが活動的になれる気候で、そろそろかなと思っていた沈丁花の剪定をはじめた。沈丁花は3本あるがそのうちの1本の伸びた枝をきった。

 花後に黄緑色の葉を展開させた沈丁花の、その新しい葉をほとんど切った。なんて可哀そうな、と思うかもしれないがこうしないとどんどん枝が伸び樹形がふくらんで頭でっかちになり、根が浅いこの木に負担になるのだ。

 あとの2本は木の勢いがあまりないので、今日切った沈丁花ほどは切らないようにしたい。

 沈丁花は駐車場の横に植えてあるので、剪定中、家の前の道を通りかかった犬連れの知人を見かけ、声をかけた。犬は駐車場にぺたっと腹をつけて休み、わたしたち人間はしばらく立ち話をした。共通の知人の話や犬の話など。

 沈丁花の切った枝を片付けた後は車で花屋へ。

 今日は母親が他界し、11年3か月たった月命日なのでお墓に参った。百合の花、トルコキキョウ、庭の矢車草、コデマリを供華に持って行った。

 だいぶ時間がたったので月命日の墓参は最近はあまり行かないが、昨夜眠る前になぜか突然、救急車で入院した日の母のことを思い出し、行く気になった。なんか母が呼んでいるような気がして。

 昼食を食べてから、こんどはバスに乗ってウィンドウショッピングにでかけた。

 最初から買う気がないわけでなく、どんなものがあるか知りたい方が強いのでいろいろ見て回った。

 ショッピングセンターとデパートの洋服売り場の違いを感じた。前者のほうがリーズナブルで、後者の方が価格は高い。どちらも若者から仕事をしている女性向けのものが多い。

 見ていいなと思った服を試着して、体形の変化を思い知った。買いたくても買えない・・・・・・・。

 店を回り疲れたので、スターバックスで抹茶ラテを飲んだ。一人用の小さなテーブルもあるが満席で、大きなテーブルに座る。高校生や若者、こども連れの主婦などいろいろな人がいて、見ているとおもしろい。

 テーブルにノートをひろげ、なにかを書き込んでいる女子高校生もいる、まさかここで塾の授業の予習をしているとは思えないが。

 どちらも紫色の服を着ている女の子ふたりがいて、こちらは興味をそそられた。

 

何もかも見えるバッグに筆箱やノートを入れて幼女は持つ

 

明神池前といふバス停がありて降りしことひとたびもなし