昨日ほどではないが気温が上がったが風が冷たくあたたかさは感じなかった。
午前中は近くにある特別支援学校に行き、校内のカフェでハーブティーを飲みながら知人友人と談笑した。
2日ほどかけてまとめた短歌についての簡単な資料を喫茶班を担当される先生にお見せし了解を得た上で、ある生徒さんに手渡した。
とても喜んでもらえありがとうを何回も言われた。こちらこそ短歌に興味を持ってもらいありがとうと伝えた。
知人友人にもその資料を見せると、短歌についてわかりやすくとてもいいと言われた。
手渡した生徒さんはこの春に学校を卒業する。卒業後の就職先も決まっているそうで、社会人になったら短歌のことなど忘れてしまうかもしれないが、日本には短歌という長い歴史を持つ伝統文芸があり、現代にも息づいていることを知ってもらうのはいいことだと思った。
夕方近く、最近では珍しく疲れを感じ、自室に布団を敷いて横になったら眠ってしまった。知らないうちに疲れがたたまったのだと思う。
別に体調は悪くないから。
鉢植えの沈丁花、駐車場の横に植えた沈丁花、どちらもひとつだけつぼみがほころんだ。そんなに陽当たりがいいところに置いていないのに鉢植えが、陽当たりがいい庭植えと同じ日に咲き始めるのが不思議。鉢植えは挿し木で増やしたので同じDNAを持っているからだろうか。
陽が落ちて暗くなった庭で梅の老木を見上げると、つぼみがふくらんでいるのがシルエットでわかり、驚いた。あたたかい日が続いたからに違いない。
沈丁花のつぼみひとつがはじけたりひとつがやがて千になるらむ