午前中早い時間は陽射しがたっぷりと注いだが、お昼頃から日が翳り、寒くなってきた。
今年は暖冬といわれて春のような陽気の日が多かったが、やはりまだ冬なのだと感じた。
昨日はあたたかい陽射しに誘われて、いろいろな庭仕事に精を出したが今日はその疲れがでたのか、それとも寒々とした天気に気持ちをそがれたか、庭に出て身体を動かすことはなかった。
その代わりというわけではないが、掘り炬燵に入ってパソコンを開き、2020年2月の歌の文書を起こした。昨年の春あたりから月ごとに自分が詠った短歌をワードでまとめている。昨年は50首詠とか100首詠というように、単発的な短歌ではなく,ひとつの世界観を表現したやうな短歌を詠みたかったので、その準備のつもりで毎月詠んだ短歌をまとめるようにした。
だがひとつの世界観を詠い上げるまでにならなかった。今年再チャレンジするかどうか。方向性を変えて違うチャレンジをするか。
新型コロナウィルスによる肺炎が武漢を中心に猛威を振るっているが、昨年11月末からひどい風邪を引いた時、この肺炎が流行っていなくてよかったと思う。風邪だと思うが夜中苦しくなり自分で救急車を呼ぼうかと思った夜もあった。肺炎に限りなく近かったように思う。咳と痰がなかなかおさまらず、痰は1月中も夜寝る前と朝起きた後にかなり出た。フローリングに布団とベッド用のパットを敷いて眠っているが、朝起きてそれらをめくるとキルティングの縫い目のかたちに水滴が床についていた。寝汗が布団を通って床まで届き、床が冷たいので結露したと思われる。その水滴をぬぐうのが朝の日課だった。
冬の間はこういうことが続くと思っていたが2月に入って結露がなくなった。もしかしたら、痰が出ていたのと結露は関係があるかもしれないと思った。1月は何となく体の調子が良くないと感じ、庭仕事も控えめだった。それは正解だったかも。風邪が治りきっていなかったのだろう。
水害の後始末で疲れがたまり、免疫力が落ちていたし、体重も20歳代のときと同じくらいまでやせて体力も衰えていた。風邪をこじらせる条件はそろっていた。これが今だったら、新型コロナウィルスがもっと脅威に感じただろう。
これ以上、日本で三次感染がひろがりませんように。
背を下に向けて器用に下向きの花の蜜吸ふ目白のつがひは