梅の木の剪定、ほぼ終える

 昨日は暑かったがテレビで東京の最高気温が32,3℃と知ってびっくり。室温は28℃余りだったのでエアコンをつけなかったが最高気温を知ってつければよかったと思った。
 今日はだいぶ過ごしやすい陽気となった。雲が多く陽射しはあまりなく、風もない。
 午前中は図書館から借りて返却を迫られている分厚い歌集を読んだ。
 お昼前に庭に出て少し前から剪定を続けている梅の木の剪定をした。これで3回目だ。高枝鋏に付属のノコギリを取り付けて高い所の太い枝を切った。かなり太い枝を切った後、引っかかっている枝を高枝鋏で押したり引いたりをしてやっと手が届くようになり、地面に下ろした。
 この時、付属のノコギリを固定しているネジが落ちてしまった。これがないと剪定を続けられないので地面を探したが小さなネジひとつが見つかるはずがない。しかたなく、物置にしまってある同じ機種の古い高枝鋏を取り出し、ネジだけをはずして固定した。
 途中、買い物に行く途中の友だちが通りかかり、手を休めて立ち話をした。
 剪定は午後1時近くまで続け、昼食のために家に戻った。
 食後、何げなくテレビをつけると、9月末に終わった連続テレビ小説「半分、青い」の総集編を放映していた。前編が始まったばかりのところだったので見ることに。
 このドラマは朝の連続ドラマをほとんど見たことがないわたしには珍しくはまってしまった。ドラマにはまるのが生まれて初めてに近いかも。
 後編も見て、後編の最後、ヒロインとその幼馴染がやっとお互いの思いを素直に相手に伝えことができるようになった場面で、玄関の呼び鈴が鳴った。
 出るとさきほどの友だちが作ったばかりのお惣菜を持ってきてくれた。受け取るとまだ熱いくらい。
 梅の木の剪定をがんばっていたから、と友だち。ありがたくてうれしくって。
 これをきっかけに庭に出てt剪定して駐車場にころがしておいた枝の始末をした。ノコギリで短く切り紐で束ねた。最後に落ちた葉っぱを掃き集めた。
 よく見るとまだ剪定が足りないところがあるがあとは細い枝なのでらくにできる。
 梅の木を見ると達成感がある。よくやったなあと自分に言ってあげたい。

 庭に来るあきあかねわれを逃れて駐車場へと飛ぶがあはれ


 なによりの慰謝と思ふ梅の木を剪り終へて眺む雲浮ぶ空