朝は寒く、居間の室温が8℃。日中は陽射しがたっぷりであたたかくなったが、朝から晩までエアコンの暖房をつけっぱなしにした。
買い物以外はほとんど家にいた。
あたたかくなった午後、庭に出て玄関の横に植えた紅梅の枝を切った。脚立にのぼり、高枝鋏を使ってまだ花が咲いている枝も切った。
一本太い枝が枯れているのに気づき、ノコギリを取り付けた高枝鋏で切ったがなかなか切れない。手を休めて伐っている枝のあたりを見るとなんと!その枝のすぐ隣の、もっと枝にもノコギリを当てて伐っていた。
これを切ったら大変なことになる。この枝はさらに上に伸びて、上のほうでさらに枝分かれしてたくさんの花を咲かせている。いちばん花つきのいい枝である。
切り落とす前に気づいてよかった。たぶん、切り口をなんとか梅の木自身で修復してくれるだろう。いやわからない。これは致命傷になったりして。そんなことはないと思いたい。わたしが中学生の時からこの家に植えてあった紅梅だから、この木がなくなるなんて考えられない。
剪定した小さな枝は生け花の花材にした。昨年末に活けた千両や椿の葉、八つ手の葉と組み合わせて活けた。