午前中は栗の木の剪定、午後は昼寝を

 

 あたたかく陽ざしがいっぱい。庭の梅の木は日に日に花数を増やしている。

 昨夜は夜中過ぎいちど目を覚ましたがすぐ眠りにつき、次に目を覚ましたのは7時だった。

 最近では珍しく睡眠がよくとれた方なので午前中はわりあいと元気に過ごした。昨日パソコンで書いた手紙に手書きの一筆箋をそえて、愛知県に住む永井陽子さんのお姉さまに封書を送った。

 日焼け止めクリームを塗って庭に出て、数前に剪定した月桂樹の枝を集め、ゴミ袋に入れた。月桂樹の隣に植わっている栗の木は葉をすべて落としているが、昨年伸びた枝が四方八方に伸びている。新芽が出る前に切ることにした。

 脚立を持ってきて、細めの枝は剪定鋏で、太い枝はノコギリで切った。昨年ははじめて数個の栗の実がなったが、別に実がならなくてもかまわない(栗の木にはかわいそうだが)。手に負えないほど気が大きくなることだけは避けたい気持ち。

 冷やし中華を昼食に食べた後、疲れがでてしまった。仏間に布団を敷いて、湯たんぽを入れて横になりすぐ寝入ってしまった。起きがけに変な夢を見た。夢の中の街で友だちの姿を見るが向こうが気づいたところでわたしは逃げだしてしまう。夢の中の街はすごく奇妙だった。友だちはわたしがいなくなったのでラインを送ってくる。返信をどうしよう‥‥と思ったところで目が覚めた。

 目が覚めてそんなに時間がたたないうちにスマホが鳴った。電話に出ると30年以上、年賀状だけでつながっていた知人からだった。ここ数年、年賀状を出しても返信がなく、わたしも出すのをやめたほうがいいだろうかと思っていた。その相手からだったので驚いた。結婚している知人の身辺で身内の不幸が続いたとのことで、年賀状の返事がなかったのはそのため、とわかった。こちらはさっきまで眠っていたので、知人の話の最初のほうはすぐ頭に入ってこなかった。つぎからつぎへと話が続くので、こちらから確かめることもできず・・・・・・・・。最後の方で、ご主人の病気の話が出て大変だったんだと思った。

 よく会っていたのは30歳代で、知人の結婚披露宴が原宿駅前のどこかのレストランみたいなところで開かれたのに参列したことを思い出した。その時着ていった洋服はいまでもとってある。表参道にある別の知人の店で買ったものだ。

 すごくなつかしい時代がとつぜんの電話でわたしの生活に飛び込んだ来た。