山紫陽花とドクダミの絵を描く

 朝方雨が降るという予報だったが遅めの8時頃目覚めた時、雨が降っていなかった。
 お昼前から陽射しが出て日中は気温が上がった。
 午前と午後のほとんどの時間を使って、二枚の絵を描いた。
 午前中に描いたのは山紫陽花の絵。13年くらい前に小さな苗を買い、大切に育ててきた。最初は鉢植えで育て、地植えにしたのは柴犬レオがいた2013年の春だ。さし芽で一株増やし、そちらは鉢植えにしている。親株は薄い青色の花を咲かせ、増やしたほうは赤紫の花を咲かせる。クローンなのになぜ花色が違うのか、不思議である。
 午後は庭にはびこっているドクダミの絵を描いた。よく見ると密生しているようで、花と花のあいだがあるていど間隔がある。白い花が等間隔を保って日陰に咲いているのを見ると、きれいとか、かわいいという印象よりも妙な圧迫感を感じた。
 たくさんのドクダミの花から2本を描きやすい構成に切り取って描いた。
 山紫陽花の絵もドクダミの絵も庭に出て描いた。
 絵を描き終わったのが4時半ごろ。まだ明るいので再び庭に出てベニカナメの剪定の続きをした。道路に近いところに植えたベニカナメを切った、一番日当たりがよく勢いよく枝が伸びている。
 剪定中や切り終わった枝を片付けている時に、知り合いが何人か通りかかり、ときには手を動かしながら、ときに手を休めて話した。