紫陽花の手入れなど庭仕事をいろいろ

 一度書いた記事を手違いで保存し忘れた。
 昨日より暖かくなったので庭に出て新芽が出始めた紫陽花の手入れをした。庭に植えた11本ほどの紫陽花の木の枯れた枝を切った。洋室の外に植えた大株の紫陽花は昨年ほとんど花が咲かなかったが今年も元気がない。古い大枝から枝割れした細い枝の先は芽が小さく弱々しい。あまりにも弱そうな芽をつけた枝は剪定した。元気な芽にエネルギーを集中させるために。この夏もあまり花は咲かないだろう。花後の剪定をどうするか。剪定によって生き返させることができるだろうか。
 クレマチスの手入れもした。風が強いので細いつるが風におあられ折れそうなので、鉢に支柱を立ててつるをからませた。支柱は梅とスモモの剪定枝を使った。真っすぐ伸びていて使いやすい。
 
 夕闇の庭に出て強い風で倒れた鉢を起こしたり、乾いた鉢に水をやった。この庭でいちども切ったことがない木はオカメ桜だけだなと思った、他の木はわたしや植木屋が一年に一度は剪定している。オカメ桜は2012年の春に植えて何の手も加えていない。枯れた枝を切り取ったことはあるが。ふと柴犬レオが死んでからの人生は夢だったのではないかと思った。いろいろなことをやってきた。いろいろな人に会った。いろいろな出来事があった。ぜんぶ夢だったような。短歌もいっしょうけんめいにやってきたがこれも夢の一部。そうか。こわいことはなにもない。

 紫陽花の新芽きらめき匂やかな風吹きわたる三月の庭

 さえずりの練習したる鶯が二日続けてわが庭に来る