ベニカナメの剪定を始める

 朝から晴れたが気温は上がらず過ごしやすかった。
 昨夜は2時頃目を覚ましてしまい、再度眠りに入ろうというとき、地震があり、しばらく眠れなくなった。朝起きたのは珍しく8時過ぎ。
 一日のスタートがいつもより2時間ほど遅れた。
 朝食をすましたのが10時近くで、11時過ぎから庭に出た。陽射しは強いのだが気温が高くないので庭仕事しやすい。昨日三分の二ほど剪定したオオムラサキツツジの残りを切った。
 次に隣家の境のフェンス際に植えたベニカナメを剪定した。30本以上植えてあると思うが半分近くは日当たりが悪くほとんど葉が繁らない。半分以上は葉が繁り放題である。葉が繁っている木から始めた。高さを揃えるのに苦労した。切りながら時々離れた場所から木の高さを確認して調整した。
 2時近く遅めの昼食をとるまで庭にいて、昼食後は3時頃から庭に出て5時前までベニカナメの剪定と剪定した枝の片付けをした。もちろん、全部を切り終えたわけではない。何日かかけて、いや1〜2週間かけてかもしれない。庭仕事をしながら、あと二人くらい自分がいたらと思った。三人でやればだいぶ仕事がらくになる。一人しかいないのが残念だ。
 今日はかなり目いっぱい庭仕事をしたのでしばらく休養が必要になるかも。右手の指がこわばった感じがある。太めの枝を切るのに力を入れ過ぎたようだ。
 

 ポマードにて髪をなでつけき役人でありし父の半生を思ふ

 新緑にわが鬱屈を晴らさむといにしえの用水路をさかのぼる


庭仕事に疲れたとき、風と共に戸袋に踊る木漏れ日がいやしてくれた
美術館に感動を求めて何度も通ったが戸袋に踊る木漏れ日はもしかしたらわたしが出会ったどんな芸術作品より美しいのでは、と思った

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