青空がひろがり、陽射しは注ぐが風が冷たい。
お昼前の１時間ほど近くの特別支援学校に行き、校内のカフェで珈琲を飲み、友だちと談笑した。いつものことだがこういういつもが続くことがわたしにはこころよい。
家に帰り、手作りのサンドイッチを食べすぐ出かけた。午後１時に約束があったので。急な坂道をのぼって最寄りの駅まで行くのでこうい風のある日はからだがあたたまる気がする。
坂を登りきり少し歩くと、３年前亡くなった友だちが３０年以上、両親や兄弟と住んだ家があったところに出る。友だちの家が一軒建っていた土地に今は３軒の家が建っている。友だちの家に何回も遊びに行ったことがあったので新しい家を見るたびにそのことを思い出す。
思いがけなく所用をすますのに１時間半ほどかかった。自由が丘のイオンやユニクロに行き、いくつかの買い物をした。最寄り駅に降り、商店街の魚屋でも買い物をして家に帰った。
今日は庭仕事をなにもできなかった。明日から少しづつ花苗や球根を植えたり、葉を落とし始めた落葉樹を剪定することにしよう。
珍しく独りで来たる四十雀 秋晴れの空に声すきとおる
遠見する丹沢の山 日輪を隠す雲よりひかり降りしきる
亡き友の家ありし地に三軒の家建ちたり秋の陽そそぐ
