近くの特別支援学校に足を運ぶ

 朝から雨模様の天気。気温はそれほど上がらず、過ごしやすい。
 近所にある特別支援学校の新学期が今週から始まり、授業の一環として運営している校内のカフェや売店もはじまった。一昨日(火曜)から始まったがいろいろあり行けなかったので今日は行くことにした。
 カフェでは先生の指導のもと生徒さんが接客をして飲み物を作っている。店内にはすでに顔見知りの男性がひとり座っていて、久しぶりに話が盛り上がった。結局、カフェの客はその男性とわたしだけ。はじまったばかりなので以前のお客さんが戻るには1〜2週間はかかると先生が言われた。
 売店では校内の畑でとれた野菜がいろいろ並んだ。モロヘイヤ、青紫蘇の葉、じゃがいも(メークイン),茄子、獅子唐、オクラなど。オクラを一袋買った。ひとつ大きくとうがたって固くなったものが入っていたがそれ以外はやわらかくおいしそう。モロヘイヤ,じゃがいも、茄子も買った。
 家に帰り犬友だちに電話すると、愛犬が5日間ぐらいに食欲がなくなり、動物病院に連れて行ったとのこと。14歳になる柴犬で老犬ももことよく一緒に散歩をした。食べることが大好きなわんこなのでまったく食べなくなり、友だちはすごく心配したようだ。血液検査などで膀胱に炎症がおこっていることがわかり、薬を処方してもらったが食べ物を受け付けないので薬はなおさら難しく飲ませるのが大変とのこと。現在はまったく食べないわけでなく、出されたものは前ほどの食欲は見せないが何とか食べているとのことだ。
 愛犬が食欲がなくなったときの心配は柴犬レオとももこのとき切実な体験をしているのでとてもよくわかる。また、友だちの犬が口をかくかくさせるようになったと言うので、多分歯ぎしりだと思うと話した。獣医師も脳に原因があるかもしれないが高齢なので検査することが難しいと言ったそうだ。
 レオとももこも口をかくかくさせる歯ぎしりの症状があった。レオは歯ぎしりが始まってから1年半から2年くらい後に亡くなったと思う。ももこは3〜4か月後くらいか。ももこは末期に近くなって歯ぎしりが始まり、激しくなったように記憶している。ただ、記憶はだんだんあいまいになってきたのでブログや日記を読み返してみるかもしれない。

 襤褸のわれらんるの犬とめぐり会ひ1年(ひととせ)5ヶ月ともに暮らしたり

 今思うとももこは老犬でからだはかなり弱っていたが、引き取ったわたしも同様だったかもしれないと思うようになった。からだもだが精神的に弱っていた。似たものどうしだったかも。ももこを引き取ったなどと偉そうなことは言えなかったように思う。弱ったものどうしがなんとか励まし合い生きていたのかもしれない。もちろん、わたしにはももこに対して責任があり、それはまっとうしたと思うがももことわたしは同列の命あるものだったにちがいない。