柿の葉とハロウィンのキャンドルを描く

 朝から晴れて気持ちのいい一日となった。昨日の洗濯物、今朝新たに洗ったものを日に当たるように工夫して干した。今日中に何とか乾いてほしい。明日の東京は一日中雨の予報である。
 午前中、犬友だちから電話があり、長電話になった。友だちの愛犬は柴犬で14歳と六か月になるが、食欲がなくなったり、夜中に歩き回るなど老齢によると思われる症状が出た。友だちは眠れなくて大変だったが夜眠るときに犬用のオムツを付けると夜中に歩き回ることがなくなったとのこと。オムツにおしっこをすることもなく、犬もよく眠れているらしい。あまり散歩をしなかったのがオムツを付けるようになってからは外に行くのが好きになり、一日三回も歩くことがあるとのことだ。友だちも夜眠れるようになり、体調が良くなったと喜んでいる。
 友だちの愛犬のことを電話で話しながら、ふいに老犬ももこのことを思い出し、ももこもおむつを付けた方がよかったのだろうかと思った。急に黙り、電話の話に反応しなくなったわたしを友だちは「もしもしどうしたの」と言って電話に引き戻してくれた。ほんの数秒だったと思うが、ももこのことを思い出したとき、友だちも電話のことも意識からなくなっていた。不思議な体験である。
 電話を切ったあと、昨日庭で拾った柿の葉とハロウィンのキャンドルを絵を描いた。このキャンドルは9年くらい前に近所の雑貨屋で買ったもので、その店は今も商店街にあり、週に二日だけ店を開いている。買ったときは休みは日曜だけでいつも開いていた。こんなことを思い出しながら絵を描いた。
 毎年、この時期になると桜や柿の葉の絵のを描くが今年は少し趣向を変えた。シンプルに葉っぱだけの絵もいいが。
 昼食をすませ、午後は行きつけの美容院へ。予約なしで行けるのでとてもらく。リーズナブルな価格でカットをしてくれ、気に入った美容師さんに出会えたので仕上がりも満足。ただ柴犬レオやももこがいた頃は駅前の美容院に通っていたのでそのことを思い出した。