つる梅もどき、ダリア、ハランを活ける

 朝目覚めると激しい雨音が聞こえ、しばらくするとおさまった。雨は上がり薄日がさしたりしたが、一日中ほぼ厚い雲がおおいときおり雨がぱらつく天気だった。雨が涼しい空気を連れてきたので昨日より気温が下がった。
 午前中は近くの特別支援学校に足を運び、校内のカフェで生徒さんが入れた珈琲を楽しみ、顔なじみの人と話した。売店では校内の畑で採れたモロヘイヤとピーマンを買った。
 昼食後は近くの公民館で開かれる生け花の稽古へ。花材はつる梅もどき1本、赤と白の絞り模様のダリア3本、孔雀草1本、ハラン2本。
 草丈はあまり変えないで二通りの活け方を試みた。先生には孔雀草は短めにあしらい、メインの花であるダリアを引き立てるように活けた方がいいとアドバイスされた。
 稽古が終わった後すぐ家に戻り、車でまた公民館に来た。公民館は10月から来年の3月まで改修工事に入るので、生徒さんの家を借りて生け花の稽古をすることになった。その生徒さんの家にみんなが使う花器を車でまとめて持って行くことにした。いままでは花器は公民館に置いてあったのである。
 車で5分かかるかかからないかのところまで運び、家の中に運び、戻ってきた。わたしの家からは前の倍くらい距離があるので歩いて行くのは少し大変かも。車を止める場所はないので、月一回に回数を減らす子とも考えている。
 電話に友だちからの留守電が入っていた。友だちの愛犬(柴犬の女の子14歳)がいつもの朝食(ドッグフード)を食べないのでおじやを作ってあげたら食べた。お昼にうどんを作ったら食べなかったがどういうものを食べさせたらいいだろうか。すぐ電話をして、うどんのよりご飯を使ったおじやのほうが食べやすいと話した。手作りの食事で犬に食べさせてはいけないものについて話したり、腎臓が悪くなければ動物性のたんぱく質も必要なことも話した。おじやにしらす干しを少し入れたと言ったがな塩分が少ないもののほうがいいとアドバイスした。
 電話を切ってしばらくして友だちから電話があり、おじやを作ったらぜんぶ食べ、昼食に食べなかったうどんも食べたとほっとしたような声で話した。よかった。
 愛犬が食べなくなるのがいちばん心配だ。柴犬レオも老犬ももこもそうだった。レオは食欲に波があり、1〜2年くらい食べたり食べなかったりを繰り返しだんだん年老いて、脳の病気も進んできた。たぶん犬の認知症にかかっていたと思う。ももこは腎機能が悪化し、急速に腎不全が進んだ。食べたものを吐き戻してからは食べやすいように工夫して量は少なくなってもなんとか食べてもらったが腎不全の進行は早く、四か月後にはどろどろの流動食も受け付けなくなってきた。今ブログを書きながら晩年のももこ、闘病生活を送っていたももこを思い出している。