朝方は雨が残り、お昼前から陽射しが出た

 5時半ごろ目を覚まし、玄関の戸を開けると雨が降っているので驚いた。天気予報に雨マークがなかったから。予報より現実のほうが確かではある。
 レインコートを着て目高にえさをやった。雨は長く続かなかった。雨上がりの庭に出て雨に打たれた朝顔を眺めた。
 陽射しが出始めた頃、近くに買い物に行き、茄子やキュウリ、トマト、舞茸、ネギなどの野菜、バナナと桃の果物、魚の干物などを買った。肉屋では肉を少し。
 家にかえってほとんどすぐ弟が来た。お茶を出し少しだけ話した。調子があまりよくないようだ。弟は1時間半ぐらいで帰り、帰宅途中の弟から電話があり、あることをめぐり喧嘩になった。今回のことに関してはしかたなくわたしが折れてさらに話し合いをする機会を設けることを約して電話を切った。
 午後は車で図書館に行き、予約しておいた本を受け取ってきた。「幻想の重量 葛原妙子の戦後短歌」(川野里子著)という本である。珍しく歌集以外の本を借りた。詠み切れるかどうか。
 夕方近く、犬友だちが家を訪れ、彼女が飼っているメダカのことでいろいろ話した。友だちは一か月に1週間ほど家を空けることがあり、その間にメダカの面倒が見れないのでわたしに引き取ってもらえないかという相談だった。それはかまわないと返事した。話しの流れで庭の奥からバケツにいっぱい入った捨てるつもりの金魚藻を持ってきた。それを見て考えが変わったのかやはり自宅で飼い続けることにしたと。そのかわりというわけではないが捨てようと思っていた増えすぎた金魚藻をたくさん持って帰った。水槽が大きいので藻をたくさん入れれば水の交換もあまりしないでよくなると考えたようだ。メダカの件は一件落着である。

 夕方の散歩を誘う犬もなく読み止しの本を音たてて閉づ

 音もなく小さき白鷺の飛びかひてやぶ蚊がまとわる庭の暗し

 

 
買ってきた目高を三匹加えた水がめ
写真に写っているうちの1匹は前からいた目高で老犬ももこがいた夏にもこの水がめにいた

花盛りのミソハギ

返り咲きしたホタルブクロが雨露に濡れている

鷺草が次々花開き、毎朝目を楽しませてくれる
花数が多いのはこの鉢だけで、他の鉢植えは数個しか咲かない
成長期の水やりの大切さを学んだ