朝の花壇にホースで水やり

　昨日の夕方、花壇に植えた花が日中の暑さのためあっと驚くほど弱ってしまった。日日草の葉は萎びて息もたえだえ。トレニアは終わった花が茶色に変色し、これから咲くつぼみがぐたっと首を垂れていた。あわててホースで水をやったがすぐには回復しなかった。根の浅いツツジにもホースで水をやった。こちらはぐたっとはしていなかったが。
　今朝花壇の花はもとに戻っていた。水やりと夜になり強い陽射しがなくなり回復したのだろう。
　これに懲りて今日は朝から花壇に水をまいた。地植えにした花が暑さと乾燥で萎れるなどと考えもしなかったが、昨夕自分の目で見たので信じないわけにはいかない。たっぷり花壇ぜんたいにまいた。昨夕おかしくなった花は特に念入りに。一本だけ植えた薔薇、花が終わった鉄砲百合、これから花が咲くグラジオラスは根元にたっぷりと。群生している小菊とミソハギは上から雨が降るような感じで水をやった。
　水やりは水をもらえる花もうれしいだろうが、水をやるこちらもうれしいというか楽しいというか。水を見ているだけで涼しくなり、こころのどこかが洗われるようだ。こころの滓が流されるようだ。
　お昼前に近くの店で買ってきた鰯５匹を急いで手開きにして、味醂、しょうゆ、酒のたれに１時間ほど漬けて、天日干しした。２時間ほど。即席の鰯の味醂干しである。白ごまをたっぷりふってラップに包み冷蔵庫にいれてある。
　あと、水撒きした後、漬けて置いた梅を１キログラムだけ干した。さしす梅漬けというちょっと変わった梅漬けで、砂糖とお酢、塩に漬けてから天日干しする。庭に一本だけある特に大粒の梅がなる木の梅を使った。この木は毎年なる梅の数が少なく、今年も梅漬け１キログラムと梅ジャム少しだけを作った。
　三日三晩干すと言うが夜は家の中に取り入れるつもり。にわか雨が降らないとも限らないし。わたしが眠る前に取り入れるつもり。