昨夕、近くに買い物に行くとき、庭全体からこおろぎの声が聞こえ、また虫が鳴く季節がやってきたと思った。
今日の日中は蝉が鳴いていたが、これからはこおろぎと蝉の声がこの庭に交じりあうだろう。
こおろぎやそのほかの秋の虫の声が聞きたくて、庭のあまり見えないところの草は刈らないでそのままにしてきた。だが家の裏手には秋海棠が植えてあり、つぼみをつけたので花を生かすために今日、草引きをした。
陽があまり当らず、日陰でも大丈夫な草が野放図に生えている。スコップで根を掘るようにして草引きをした。シダ類も多く、根を張っているのですべては取りきれていない。また、時間がたてば復活するにちがいない。とりあえず、秋海棠が咲く間は花が楽しめるようにした。
引いた草の量は45リットルのゴミ袋1枚と半分ほど。気持ち的にはもっとたくさんの草を取り除いたと思ったが、草は意外とかさばらず、袋におさまってしまう。
老犬ももこの命日は2日後の26日。ももこの最後の日々が思い出されてならない。花壇に咲く百日草や千日紅を手向けたり、お線香をあげてももこに話かけることくらしかできないが、許してね。