葡萄の花房を切り戻す

 昨日と同じように気温が上がり、陽射しが強い日中は外に出ないようにした。
 朝は8時頃から庭に出て、うっそうとしてきた山吹の枝を根元近くから切って間引いた。枝さきだけを切ったところもある。切った枝を直ぐ束ねたが見かけより量が少ない。ほとんの葉っぱは見かけより量(かさ)が少ないが、針葉常緑樹は見かけと同じように量が多いような気がする。
 花が終わったオオムラサキツツジも刈り込んだ。玄関前の1本と駐車場横の2本の伸びた枝を取っ手の長い刈込鋏で切った。刈り込みの必要なツツジはかなりの数あるが5月末くらいまでに終えられれば・・・・。切った枝の始末もした。ゴミ袋に入れたり、紐で束ねたり。いつも思うことだが木を切りっぱなしなら楽な仕事だが切った枝の後始末が大変。
 屋根付きの駐車場の横にあるブロック塀上を道路のほうに枝を伸ばしている葡萄が今年はいつもよりたくさん花房をつけた。いつも参考にしている園芸書によると開き始めた花房を切り戻すと葡萄の実が大きく房が詰まった状態になると書いてある。間引きのタイミングがよくわからないが花が開いた房の上のほうを摘み取った。
 陽射しが強い時間は家の中で冬物衣料をしまった。まだ冬物衣料の半分くらいが春夏物といっしょに箪笥のなかにあったから。薄手の長袖の衣料は残した。これからずっと半袖というわけにはいかないだろう。


 晩年に果樹を植ゑし父なれどうつしみの父実成るを見れず

 葡萄の木が花房つけたりぶどうのふさと同じかたちいと小さき

 指南書に習いぶどうの花房を切り戻したりさて大きな実なるか

 ぶどうの木父植ゑしのち実の成らぬが今年はあまた花房つけたり

 桃の実の熟すまで生きながらふか危ぶみし犬去年(こぞ)はをりし

 桃の実は今年も庭になりてわが犬のうつしみどこにも見へず

 桃実る庭に不在の犬浮かび五月の風が吹き過ぎたり


ロべリアの青色が好きで毎年植えるが梅雨が苦手で暑さにも弱いので長持ちしない

花が終わった忘れな草ビオラなどを抜いた花壇は、
しばらく何も植えずに忘れな草の芽生えを待つ

葡萄の花房
緑色の小さなつぼみから出ている白く細い線状のものが花のようだ
花が咲く前は緑の小さなつぼみが房状になっている
花房の上の2本を間引いた