ミソハギ、小菊の切り戻しなど

 陽射しがまだ強くない午前の早い時間に庭に出てひと仕事した。8時半から10時頃まで。花壇でじょじょに勢力を伸ばしてきたミソハギと、勢力争いに負けそうな小菊を切り戻した。
 この時期に切り戻すと草丈が抑えられ、うまくいくと脇芽が出て花数が多くなる。ミソハギは7〜8月ころから咲き始め、菊は9〜10月頃から咲き始める。
 花壇に植えた宿根草は人間がある程度コントロールしないと増えすぎるものと、消えていくものに分かれてしまう。わたしが手をかけても根付かない宿根草もある。イングリッシュラベンダーやシャスターデージーなど。年秋植えた白い花が可憐な浜菊はいつのまに枯れてしまい、同じ時期に植えた段菊は冬を越して元気だ。
 花が終わったビオラやチューリップの球根を引き抜き、夏花壇に向けて植え替えの準備をすすめている。春から初夏に咲いた一年草の種を採るため、種が熟するまで花壇に放置しておくので植え替えはあまりスムーズにはいかない。チューリップの球根の後にはグラジオラスを植えると決めているので、これは今すぐできる。というか今日中にやってしまいたい。
 グラジオラスは球根を植えて3か月後に花が咲くといわれている。いま植えても8月半ば過ぎだ。昨年老犬ももこがいたときもグラジオラスの球根を遅めに植えたように記憶している。ももこがこの家にいる間になんとか咲いてくれたようにおぼえている。
 ブログを書いていてグラジオラスの球根の植え付けのことを思い出した。早めにグラジオラスの球根を買っておいたがすっかり忘れていた。ブログさんありがとう。書くことは頭の働きをなめらかにするようだ。
 陽射しが弱くなってきた午後遅めに庭に出て、グラジオラスの球根を15個、二か所に分けて植えた。グラジオラスは球根が大きくないと花が咲かないことがあり、買ってきたものでも咲かないことがある。10本花が咲けば満足。昨年は買ってきた白いグラジオラスがほとんど咲かずがっかりした。今年も白とピンクを植えたがどうなるか。


 保育園の角にへたりしわが犬の姿まぶたにはりつきてとれず

 わが犬がへたりこみし保育園の角過ぎてのちいくたびも振り返る

 千鳥草の花芽喰う虫病み伏しし犬の思い出の花なればやめよ

 われだけの目に触れ庭のゆきのした白き小さき花咲かしたり

 雪ノ下の白き花をきれいだと言ひし人あり遠い初夏の日

 鴨足草(ゆきのした)の花咲く毎ときどきのわれがいて今年もまた咲きをり

 老ひし犬にすだれを買ひし去年(こぞ)の夏 庭の光を見れば思い出づ

 買いおきしグラジオラスの球根植ゑ八月に咲く花を待つ

 布団干す廊下で眠りし犬のごと昼寝をしたり今日はわれも



駐車所横のブロックにまだ双葉の朝顔を置いて朝日をあてた

どくだみとゆきのしたの花

下草としてゆきのした、ほたるぶくろを植えているがドクダミも仲間に入った

茗荷の葉が伸びてきた