柴犬の迷い犬を数時間預かった

 朝から晴れて雲ひとつない青空がひろがった。朝はやはり寒いが日中は気温があがった。
 近くの特別支援学校の売店で野菜や手作りのクッキーなどがを買える日なので、家を出ると二世帯住宅の2階に中学生三人がなかに入れずにいるのが目に入った。事情を聴くと中学生の姪の子と時間を約束して遊びに来たが玄関が開かないとのこと。約束から30分すぎている。家に戻り二階に行き、中学生の子を起こして、外の三人は家に入ってもらった。
 こんなことをして遅くなり学校に行くと野菜はすべて売り切れていてがっかりしていると犬友だちに声をかけられた。「柴犬を保護したのだけれど知っている犬かどうか見てください」と。
 すぐその人について行くともう一人の犬友だちが柴犬を確保していた。ハーネスはつけているがリードは友だちのものとのこと。
 警察に電話したのですぐ来るとのことで柴犬と友だちのしばらく待つとパトカーが来た。保護した経緯、保護した人の名前などを話し手続きがすむとわたしが飼い主が見つかるまで預かることにして連絡先、名前などを伝えわかれた。
 玄関を開けるとまるで自分の家みたいに勢いよく上がり、部屋をかけまわる。行ける部屋はすべて回り、匂いを嗅ぎまくっている。元気いっぱいで遊びたがるので柴犬レオの古いぬいぐるみを取り出し、投げるとすごい勢いで追いかけこちらに持っているが咥えた口からなかなか放さない。取ろうとすると歯があたり痛いこともある。かなりの回数ぬぐるみを投げたが元気すぎるのでどうしようかなと思うように。
 毎朝散歩している犬友だちに電話すると用事がすんだら来てくれると言ってくれた。その友だちと相談し、外を歩かせると自分の家の方向に歩くかもしれないということでレオの古いリードをつけて外に出た。
 しかしそうはうまくことが運ばず、しばらく歩いた後、2人の共通の友だちに電話して柴犬を見てもらった。その友だちも犬を飼っていて最近一匹のほうを亡くしたがもう一匹いるので散歩中にいろいろな犬にあっているはずと思ったからだ。
 すると心当たりの犬がいるみたいでその家まで案内してくれた。歩いて10分ほどのところだった。家の近くにいくと工事現場の人が犬がいなくなってその家のご主人が探していると言ったので、この家の犬だとわかった。近所の奥さんも出てきて携帯電話で連絡してくれ、10分ほど待ってご主人が帰ってきて引き渡すことができた。家出の常習犯のようで一年に30回くらい外に飛び出すとのこと(これは近所の奥さんから聞いた)。
 でもよかった。すごく性格のいいこで、人を疑わず素直でとてもかわいがられていることがわかった。家に帰れてよかった。元気がありあまっているが飼い主さんは高齢なのであまり運動をさせられないのかもしれない。家を飛び出しても帰って来れるならいいのだが、事故に会わないでね。

今日の庭の写真をおそくなったがアップロード
プランターに植えたヒヤシンスが咲きはじめた
そばにいくとあまい香りがして幸せな気分に

スモモのつぼみがふくらんでひとつふたつほど咲いた
白い小花がとてもきれい
わたしの大好きな花

忘れな草の青い小花が花壇のあちこちに咲いてきれいだけれどどこか物悲しい
写真の手前にヒヤシンスのつぼみがたくさん見える
花が開いたらここでも香りが楽しめる
玄関から道路に出る庭道沿いなので一日何回も香りに触れられる