年の終わりの掃除をぼちぼち

 クリスマスもお正月もあまり関係ない生活をしているが、ほこりと目立つ汚れくらいはきれいにしたい。
 そんなわけで、大掃除ではなく、ぼちぼち掃除を始めた。浴室の床のタイルが黒ずんでいるのが気になり、掃除用の重曹を振りかけて使い終わった歯ブラシでゴシゴシした。すぐにはきれいにならず、力を入れてしばらくゴシゴシしないと汚れがとれない。
 もっといい方法はないかとインターネットを調べると、クエン酸のほうがよさそうだと思えた。クエン酸重曹の使い分けがいまいちわからないが、クエン酸を買ってからタイルの掃除を再トライすることにした。
 老犬ももことわたしが夜眠る部屋もよくよく見るとほこりが部屋の隅に浮いている。壁際に置いたボードの上は亡くなった柴犬レオの仏壇となっているが、こちらもほこりがうっすらと積もっている。
 部屋の掃除をしてから、仏壇の掃除をした。柴犬レオの骨壺を抱きしめて,ずっと好きだよと心の中で話しかけた。暑い夏、家の中でゴキブリを見てキャーッと悲鳴をあげるわたしのそばに,「どうしたんですか」とばかりに元気な時のレオは駆け寄ってきた。別の部屋にいてもつかさず来た。わたしを守ろうという気持ちがあったレオをなつかしく愛おしく有り難く思い出す。
 現在いっしょに暮す柴雑種のももこは、わたしがキャーと言っても聞かないふり(?)。ぜんぜん頼りにならないがそばにいてくれるだけでいい。

昨日撮った老犬ももこ


こちらも昨日描いた乙女椿の絵
絵を描くために庭から1本だけ切った
今日一輪挿しに活けた乙女椿を
見たら、花の縁が茶色になっていた
花の命の移ろいの早さに驚く