年の瀬も押し詰まったが

 思い切って、電気屋さんに電話をした。わたしの部屋の冷蔵庫とテレビを処分するためだ。誰も使っていない液晶テレビが他の部屋にあるので、それをわたしの部屋に移動することにした。
 レオが布団で寝ている部屋で、テレビと冷蔵庫の上に置いてあるものを片付け、まわりにあるものも片付けた。片付けは全部は終わっていない。テレビ回りに置いた古い資料やノートをどうするか。束ねて、とりあえず物入れに仕舞っておこうか。捨てられないものはコンパクトにまとめ、別の所に移動するしかない。
 わたしの部屋には食器棚も置いてあり、できればこれも部屋の中の別の場所に移動したい。だがそうなると食器や引き出しに入れてあるものをぜんぶ取り出し、かなり大変な作業になりそうだ。来年にしてもいいかな。
 木曜日に電気屋さんが来るので、それまで、片づけをしておこう。

 朝起きて庭に出たら、花壇に霜が降り、白っぽくなっていた。ワスレナグサビオラの葉はくたっとなっている。日が当たればもとに戻るが、ワスレナグサの強さにはいつも感動させられる。春の花後、こぼれたタネから芽を出し、夏には大きく育っているが、強烈な日差しにあたり、かなりのダメージを受ける(しおれた感じになる)。秋になり回復するが、冬になれば霜でまたダメージを受ける。だが春になるとさらに葉っぱを茂らせ、花芽をびっしりとつけ、あたたかくなるにつれて茎を伸ばして花が咲く。小さな青い花は可憐だが、強靭でもあるのだ。

霜が降りた朝の花壇
ワスレナグサビオラの葉はよれよれになっている
奥に咲く花はストック



 老犬レオは昨夜は一回起きたが、おしっこをトイレシートにして、小一時間くらいで寝ついてくれた。夜中から早朝に、一回だけ起きるのなら、わたしもだいぶラク。2回起きるとかなり辛い。ずっと起きていると、もうくたくた。
 今日はレオをなるべく外に出すようにした。最初はわたしの脚の回りをまとわりつくようにして、だんだん、脚から離れて、自分でくるくる大周りに歩く。からだが斜めになり、バランスをとろうとがんばっている。倒れることもよくある。自分で起きるときもあるし、わたしが手を貸すこともある。
 今夜は落ち着いて眠ってくれるだろうか。