2012年の梅干し、完成

 今日は梅干しの土用干し2日目。朝から晴天に恵まれ、お昼頃、一時は雲がかかったがその後は雲間から日差しが照り付けた。9時ころから土用干しをはじめ、お昼ごろ、一回引っくり返した。
 梅干しの味見も2回もした。この調子でやっていると、味見でいつのまにかなくなったり・・・・(笑い)。
 3日3晩干すのが昔からのやり方らしいが、梅を味見してみるとこのくらいがいいかなという状態になってきたので、今日で干し終わりにすることに決定。
 昨日に続き、車の屋根に新聞紙を敷き、かごを乗せて日に当てた赤シソは、ぱりぱりになったので2時過ぎに家の中に取りこんだ。
 梅干しは最後の日なので、日がある限り、外に出しておくつもり。
 4時過ぎにわが家の庭は日が当らなくなったので、梅干しを取りこむ。ザルに載せたまま台所で太陽の熱が冷めるのを待った。梅干しはひとまわり小さくなり、しわも多くなりやつれた感じ。冷めてから消毒した瓶(梅を漬け込んだ瓶を洗ったもの)に、乾燥させた赤シソと梅を入れて保存した。
 三カ月くらいすると、味がなじんで食べごろになるそうだ。梅干し酢が出てきて、梅干しも乾燥した赤シソもしっとりとやわらかくなるらしい。
 ここまで来て完成ということになるのかもしれないが、いちおうここで区切りをつけます。


 2012年の梅干し、とたいそうなタイトルだが、今年の梅干し作りは(カビが生えないかと)はらはらしつつも、すごく楽しかった。はらはらがあるから楽しいのかもしれないね。はじめての本格的梅干し作り。いままでも家の梅はたくさんとれたのに梅干しを漬けようなんて思ったことがなかった。難しそうだし。
 今年は瓶干し梅干しという簡単な作り方があることをネットで知って、始めたのだがいつのまにか本格的な梅干し作りになった。梅の量が1キログラムから2キログラムに多くなったからだ。
 なにもかもがはじめてて、いくつか単純ミスをしたが、梅たちはそれにもめげず、土用干しまで健やかに(?)いてくれた。
 こうして愛犬レオを見守り、世話をしながら梅干しを作るのもわたしにとって幸せな時間だった。
 レオは梅干しのことなどおかまいなしだが、レオはいるだけでわたしの作業を手伝ってくれた。気持ち的に。
 亡くなった父母もどこかで力を貸してくれたかもしれない。
 ブログを見てくれた方、コメントを残してくれた方も、後押しをしてくれたような気がする。
 来年のことは考えまい。2012年の梅干し作りは無事、完了したのだから。
 出来あがった梅干しのうち、いくつかは永久保存(?)しようかな。
 これが好みの味の梅干しか、といわれると「そうです」とはっきりとは言えないが、こんな梅干しになれば、というイメージにかなり近い。
 
 最後かもしれないレオとの夏(ああ、言ってしまった。レオに失礼だね。ごめん)。
 これからも、いろいろとやって、夏を楽しむつもり。
夜、テレビを見たら、今日はこの夏一番の猛暑日だった。
 本当に暑かった。
 夜11時近くになっても外に出るとむっとするような空気が包む。
 こんな日が続いたら体力を消耗するだろうな。

 老犬レオは今日も朝と夕方、起きてほとんどすぐに発作を起こした。今も歯ぎしりをしている。水を飲んだ後、歯ぎしりをすることが多い。食欲はあって、夕ごはんは豚レバーと鶏肉のグリルに、野菜を煮こんだものをつぶし混ぜてあげたがぜんぶ食べた。煮干しを細かく刻んでトッピングし、サプリメントミドリムシもふりかけた。



土用干しした梅干しと赤シソを瓶に入れて保存したもの
梅はひとまわり小さくなって、しわも増えた。
赤シソはパリパリのカラカラ
左は赤梅酢を別の容器に入れたもの


赤いダリアが咲き始めた。
球根をもらって植えてから8年近くになる
最初は花壇に植え、鉢に植えるようになったのは4年ほど前から