今日から6月

 一年でいちばん日の長い夏至の日がある6月から7月にかけて、いちばん夏らしい時期。今日は午前中は晴れて日差しが強かったが、だんだん雲が出てきた。
 晴れている間、ちょこちょこと草むしりや、梅とスモモの徒長枝の剪定をした。空に向かって長い枝が伸び、風になびき、見た目も重たげで、日をさえぎってしまう。
 木の上でアンズ色に色づいている大粒の梅の実も、高枝鋏でひとつひとつ採った。数日前にとったものとあわせて、1キログラムだけ白干しの梅干しを作ってみようかと思った。赤シソをいれないで、塩漬けにした梅の実を天日干ししたものだ。うまくいくかどうかはわからないが、大粒のいい梅の実なので、作ってみたくなった。昨年作った赤シソで漬けた梅干し2キログラムはあと少ししか残っていない。たきたてのごはんでにぎった梅干しのおむすびや、鰯の梅干し煮をよく作った。自家製の梅干しはやはり、最高!
 今朝は老犬レオの泣き声で5時半ごろ目が覚めた。昨夜は日が変わるころ、レオといっしょに眠りについたが、1時間くらいでレオが起きてしまい、立ち上がらろうとするので、トイレを兼ねているレオの部屋(庭に面している)に抱いて連れて行った。
 部屋の中をくるくると歩き回り、バランスを崩して倒れるレオを落ち着かせようと、うすめた牛乳を飲ませ、ドッグフードを食べさせた。正座したわたしにからだをぴったりと寄せてきたレオに腕を回し、抱きよせた。ハアハアしているので、からだをなでていると落ち着いてきたが、レオが眠くなる前にこちらが眠くなり、レオを部屋に置いたままわたしは自分の部屋に戻り、眠ってしまった。レオが倒れて起き上がろうとばたんばたんする音が聞こえたが、助けに行く気力がなかった。
 次に起きたのが5時半ころで、レオの様子を見に行くと、部屋と続きの廊下にガラス戸によりかかるようにして立っていた。抱いて部屋に連れてくると、安心したようにわたしにぴったりとからだを預けてきたので、ひとりでここに置いてかわいそうなことをしたなと思った。
 また抱いてわたしの部屋に連れて行き、布団の上に寝かせると気持ちよさそうに眠り、10時過ぎまで眠っていた。わたしはレオを寝かせてから、2か所にしてあったおしっこの始末をし、レオのよだれがついて汚れているガラス戸をきれいにした。
 今日のレオはいちど少しだけ庭に出ただけで、ずっと家の中にいる。レオの調子がいまいちなのと、午後はわたしも疲れが出てしまい、外に出る気にならなかった。


梅の葉の重なりで影ができて、きれい

色づきはじめたアジサイのうすい青色に心ひかれた
もっと濃い青色になる

斑入り葉のアヤメが咲いた

ジャカランダが太陽を求めて上へ上へと葉を伸ばす
下は桃の葉