老犬レオのことと、夏の庭仕事

 昨日はこの夏いちばんの猛烈な暑さだったが、その余韻が今朝まで残っていた。
 老犬レオは昨夜は11時半ごろ寝付いた。1時間おきくらいに起きて部屋を歩き、また眠るを繰り返し、早朝4時前にも起きたので、これはトイレかなと思い、抱いて道路に出した。おしっこはしないで、ぐたっと道路に座ってしまうのでまた抱いて裏庭に移動した。まだ暗いがその暑さはびっくりするくらいで、風がまったくなく、重たい空気がまとわりつくみたい。汗が噴き出た。
 あまりに早く起きたのでおしっこをしたら、すぐまた眠ると期待していたのだが結局、11時くらいまでレオは起きていた。途中、横になって眠ったが30分もしないうちに起きて、部屋をあちこちと動き回っていた。その間、2回、道路でおしっこをした。朝ごはんもしっかり食べたし、水や水で薄めた牛乳も飲んだ。
 11時ころ、レオが寝付いたとき、わたしも横になり、いっしょに眠った。このまま起きていても、頭がぼーっとして何も考えられなかったから寝た方がいいと思ったから。
 午後もずっとレオは寝ていた。わたしも一度起きて洗濯をしたり、天日干しの赤シソを取り入れたりした後、また昼寝をし、夕方早目に起きて庭に出た。八重咲きのクチナシの花が終わったので、剪定をした。クチナシは花後に剪定すると、花芽がたくさんついて花が咲くことを昨年、知った。それまでは適当な時期に気になると切っていた。
 今年は鉢植えのクチナシがいちばんよく花が咲いた。地植えのクチナシはクリの木がおおいかぶさるように枝を伸ばしているため、日当たりが悪くつぼみはたくさんついたのだがあまり咲かなかった。つぼみが次々と落ちている。なにかの病気だろうか、それとも虫の仕業だろうか。わたしは日陰になったクチナシが花を咲かせることができないため、つぼみを間引いているのではないかと思っている。つぼみの状態ですでに黄色に変色しているものも多い。
 今日は鉢植えのクチナシと、もう1本、地植えのクチナシを剪定した。クリの木の下のクチナシはもう少し待ってみよう。
 剪定後は、クチナシの鉢を置いている一角が、ドクダミやラミュームなどがはびこり、見た目が暑苦しいので、引っこ抜いてすっきりさせた。ラミュームは8年ほど前、ポット苗でひと苗しか買わなかったのに、そのひと苗が庭のあちこちに飛び火して増えた。グランドカバープランツにはこのような繁殖力の強い植物があって、こちらでコントロールしないと庭全体にはびこってしまうようだ。

今年はじめて咲いたグラジオラス。
後ろ向きに咲いている。
花壇の前方向が日があたるのだが、なぜ後ろ方向に花が咲くのだろう。
グラジオラスは12個も球根を植えたが、花芽が伸びているのはいまのところ
7つだけ。