老犬レオのことで大変な一日

 おととい柴犬のレオを動物病院に連れて行き、診察を受け、血液検査をしたが、緊急を要する異状は見られないので、サプリメントを服用しつつ様子をみましょうということで帰ってきた。ところが早朝、ぐわぐわがはじまり、足元もよろついてとても調子が悪そうだった。それでも8時ころ起きたのでトイレに行きたいだろうと思い、外に出そうとしたが身体がぐらぐらで歩けないので抱いて外に出したが、やっと立てる状態でトイレどころではないのでまた抱いて家に上げたのである。その後、少し歩いていたが横になったので、落ち着いたのかと思ったら、なんかの物音ががする。様子を見に行くと廊下の端にいて、頭を下にして柱に押し付けている。敷いてあるトイレシートに黄色い泡状の吐しゃ物があった。
 レオは若いころから胃腸が弱く、どちらかというと食が細かった。食べ過ると、黄色い泡状のものをはくことがよくあった。だから、それほどはあわてなかったが、背中やおなかをなでてあげたりして、吐き気がおさまるのを待った。ガラス窓に押し付けたレオの顔がとても辛そうにゆがんでいて、なにもできないのがもどかしい。吐いたのは一回だけで、少し落ち着くと廊下で横になって寝付いたので電気ストーブを持ってきてあたためた。
 お昼過ぎ、起きて歩いてきたので、抱いて外に出し、おしっこをさせ、帰りは歩いて家に入る。なんとなく食べたそうな顔をしたので、鶏肉とごはんをやわらかくゆがいて手で食べさせると、なんとか鶏肉だけ食べた。食べる量はいつもの半分くらいだがちょっと安心。食べた後、また横に眠ってまた夕方に起きたので外に出し、同じように鶏肉のゆがいたものとやわらかく煮た野菜をつぶして手で食べさせると、いつもの半分くらい食べた。

 さっきまで寝ていたレオが起きて歩きだした。わたしが起きているとレオも気になって眠れないのかな。年をとってくると何がおきるか、わからない。今日は本当に不安がいっぱいの一日だった。これでレオの身体の不調がおさまったというわけではないので、引き続き見守っていきたい。