桃の木に薬剤を散布した

 午前中からお昼にかけて、日差しがあたたかく、風もなくおだやかな春の一日だった。昨夜のレオは夜中過ぎ起たが、起きていたのは2時間弱で眠りについた。3〜4時間起きていることが多かったので、わたし的にはほっとした。起きている間、レオだけでトイレにしてもいい部屋に入れておくのは可哀想な気がしたので、わたしもなるべくいっしょに過ごした。正座して座るわたしの回りをレオはくるくる回った。パジャマを2枚重ねて着ているが、レオの爪があたって痛い。顔をわたしのからだに押し付けて、安心しているような表情を見ると、多少の痛みも我慢した。
 朝はレオも早めに起きたので、すぐ抱いて外に連れて行った。桜並木の用水路沿いに行き、レオを下ろすと最初はわたしの脚の回りを歩いていたが、気が付いたら離れて歩いていた。斜めになりながらも自分で立っておしっこをした。
 用水路の縁石に寄りかかるレオと、タイマーをかけたデジカメで記念写真を撮った。この日、いっしょにいたね、という記念に。
 今日は(天気が不安定で、レオの調子も不安定だった最近では珍しく)、3回もレオを連れて外に行き、外で三回おしっこをした。午前中2回、夕方1回。
 午後はレオが眠っている間に、庭の桃の木に薬剤を散布した。花が終わり、若葉が出ると、葉っぱが赤味をおび、ふくらんだり、縮れたりする縮葉病が毎年、発生する。ほっておくと全体の葉に広がり、病気の葉は落ちてしまう。病気の葉を手でむしって、土を掘って埋めるのもいい方法だが、病気の葉が多くなるとすごく大変な作業になる。だから、薬剤で消毒することにした。病気の症状が現れてからでは効果がないそうだ。残念ながら、何枚かの葉にもう病状が現れていたが、全体に広がるのを防げるかもしれない。
 フード付きのパーカを着て、額にタオルをまき、サングラスをかけて作業をした。高い枝に散布すると、顔にしぶきがかかるから。マスクもしたかったがサングラスが曇るので取った。われながらあやしい格好だなと思ったが、自分の家の中だからいいか。
 散布が終わって家に戻るとレオはまだ眠っている。わたしもどっと疲れが出て、自分の部屋で横になった。眠らなくても横になるだけでだいぶ回復した。

今日の老犬レオ
この場所で記念写真を撮った

他のチューリップより遅れて咲いた
最初は白とグリーンのつぼみが出てきて、だんだん赤味が濃くなってきた


コンテナに植えたチューリップも満開
昨年、地植えにしたチューリップの球根を掘り起こして植えたもの

 ここ数日、友だちが送ってくれた竹の子が食卓に並ぶ。竹の子ご飯、竹の子とこがんもの煮つけ、今夜は合挽きのひき肉と煮こんだもの。ひき肉と煮た竹の子はごはんのおかずにぴったり。ありがとう。
 お昼は、近所の人にグリンピースご飯をいただいた。竹の子の煮つけ、カブの酢漬けや、オムレツがおかず。