ラインはつながらず

 暑い一日、エアコンをつけた居間にこもって過ごした。

 昨日、誤操作でわたしのラインアカウントを削除したという葉書をもらい、面倒に感じつつもいくつか試みたが、こちらからの招待はできない。というのはすでにつながっているという表示になるからだ。すでにつながっているのに、新たに招待できないのは当然である。

 このことを電話で知らせるのは相手との話が煩わしく思ったので、メッセージに招待して(今までこの相手とメッセージのやりとりはしていない)、知らせた。ついでにわたしのQRコードを送ろうとしたが、画像の送信ができない。メッセージにはプラスワンという機能があり、こちらでは画像が送れるのだが、この相手には送れないのだ。

 相手からわたしの電話番号を教えて、とメッセージで返信があったので知らせたが、その後ラインが通じることがないので、先方でも今のところ復活できないのだろう。

 午後は短い時間、ごろりと横になったが眠らなかった。眠りに入りそうになった時、弟の声がしてそれに応えたら眠気が飛んだのである。

 パソコンで国会図書館のデジタルコレクションにアクセスして、今日はわたしの好き永井陽子さんで検索した。すでに知っている歌集や著作にまじって、読みたかった本を見つけた。新古今集の和歌に詠われた鳥について永井陽子さんが書いた文章が掲載されている本である。

 おもしろいものも見つけた。雑誌『高二時代』に永井陽子さんが書いたものか、それとも別のなにかで取り上げられたか、作品が記事かが掲載されている。ちょうど、この方が高校二年生の頃の雑誌である。好奇心がそそられた。

 上の2冊は自宅からデジタルデータを読むことができない。国会図書館に行かなければ読めないので、近々行くつもりである。