お昼ごろ、国会図書館に行く

  朝から晴れて、雲一つない青空がひろがる。

  今日は先々週にネットで予約した国会図書館に出かける日だ。コロナウィルスの感染拡大を受けて国会図書館は前もって予約しないと入館できない。月曜から金曜は午後4時から予約なしで入館できるが、図書館にいられる時間が短くじっくり検索したり、読みたい本を読むことがでむずかしい。

  開館時間から入館できるが、午前中は近所の肉屋さんに買い物に行ったり、10時からはフランスのテレビドラマ「バルタザール」を見た。このドラマは法医学者ラファエル・バルタザールが主人公。きれいな女刑事に協力して難事件を解決していく。今回は馬に乗った狩人たち(殺人者)が人間を狩の対象にして最後は殺してしまうという連続殺人事件が起こる。

 狩られる人間はネット上で募集し、体力や戦闘力に自信のある人間が自らエントリーするという設定。エントリーの期限が迫り、バルタザールが自分を狩の対象者として登録してしまう。自らが犯罪の渦中に入り込み、犯罪者を特定し逮捕しようというのが目的だが・・・・・・・・・・。

 バルタザールのからだのなかに通信のチップを埋め込み、どこにいるか追えるようにするが通信不通になってしまう。狩のシーンは壮絶で、わたしは気が弱いので直視できなかった。もちろん、バルタザールともうひとりエントリーした男性は無事で、犯人は射殺される。これでもかこれでもかと新手に犯罪者が現れ、刺激的すぎるので見ていて厳しいことも。

こんわけでドラマが終わった11時過ぎに家を出て、バスに乗って最寄り駅のひとつへ。そこから電車に乗って半蔵門線永田町駅で降り、国会図書館に行った。途中、二子玉川駅にあるライズという駅ビルでランチのお弁当を買った。

 図書館ではまず、パソコンで読みたい歌集2冊の閲覧請求をした。大森静佳さんの『てのひらを燃やす』と小島ゆかりさんの『雪麻呂』である。

 次に歌人、永井陽子さんが所属した結社誌「短歌人」の1971年1月から12月までをオンラインで閲覧した。オンラインでページをめくって永井陽子さんの短歌が掲載されているページを見つけ、複写の指示をオンラインで行った。作品が掲載されている場所を見つけるのがとても大変だ。

 だが永井陽子さんの短歌が上達するにつれて、掲載の場所が目立つ場所に変わっていくので、探しやすくなる。また、掲載する短歌の数も多くなり、だんだん見つけやすくなった。

 「短歌人」の1971年1月から12月までの掲載作品の複写を指示してから6階の食堂に行き、昼食を食べた。食堂を使う人は少なく、がらんとしている、テーブルにはアクリル板が立てられ、安心して食べられるようになっている。

 昼食後、先ほど指示したコピーを受け取りに行った(一枚10円)。閲覧希望の2冊の歌集のうち、大森静佳さんの『てのひらを燃やす』を読んだ。1時間半ぐらいで読み終えた。もう一回読みたかったが4時近くになったので、また機会にすることにした。

 帰りは行きと同じルートで、夕食のおかずと明日の朝食のパンを買って帰った。きれいな夕焼けが二子玉川のホームから眺めることができた。

 

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バス停から眺めた河原と遠景の冠雪のマウント・フジ

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二子玉川・ライズの広場に立つクリスマスツリー