雨風強い時間に武蔵小杉の歌会に行く

 午後から武蔵小杉駅前のビルで短歌の歌会があるので、昼過ぎ家を出た。出たとき、おさまっていた雨がすぐ強くなり風も強い。

 多摩川の土手の上のバス停で傘の横から降りつける雨にぐっしょり濡れた頃、やってきたバスに乗り最寄り駅へ。武蔵小杉駅前のタワーマンション2階にある会場(小さな会議室)に行くと、3人の仲間が先に来ていた。今日は天候が悪く、来れない人が一名、天候に関係なく来れない、または来る気のない人が2名、休会するのでわたしを入れて4名の歌会である。

 今回は司会をわたしが務める。みなさんに送ったプリントには全員(といっても6名)の短歌と名前が印刷してある。

 これらの短歌を一つ一つ、参加している4名で鑑賞し、意見を言い合った。

 いつもよりさらに話が脱線、発展して関係ないおしゃべりの時間が多くなった。わたしは司会なので、みなさんの話を聞きながら切りがいいところで短歌へと話を戻した。もちろん、わたしも脱線、発展した話に加わるが、司会としての役割は忘れない。

 歌会の半ばころから、雨が止んだようだ。トイレに行って帰る途中、外を眺めると傘をさしている人はなく、風が強いのが見てとれる。

 歌会を終え、みなさんとビルの外に出ると風が冷たかった。天気予報で低気圧が去ると急に寒くなると言ったがその通りになった。

 駅近くのスーパーマーケットの前でみんなと別れ、わたしも入れた女性たちは買い物をし、男性ひとりは改札に向かった。

 買い物をして、電車に乗って最寄り駅で降りた。駅前のケンタッキー・フライド・チキン2階のカフェに、昨日と同じように入った。今日が誕生日の友だちが2名いて、一名には午前中に誕生日のお祝いメールを送った。もう一名にはカフェでお祝いのラインを送ろうと思ったのである。

 ところが送ろうとラインに入力しようとしたそのときに、その友だちからラインが届いた。誕生日のカードを送るつもりだったが、まず相手のラインに返信し、続けて文章でお祝いの気持ちを伝えた。自然な流れでお祝いの気持ちを伝えたほうがいいと思ったからだ。

 今日が誕生日の友だち2名は1名が40年来くらいのおつきあい、もう一人は7年くらいのおつきあいである。

 1時間あまり2階にいてから、家路についた。