奈良の旅のプランを詰めた

 おだやかな晴天が続く。青い空にこころが明るくなる。風もそんなになくて、こんな日が続くとうれしいが思えば13年前のこの日は東日本大震災が起こった。

 震災の翌日が父の四十九日で菩提寺で納骨をしたことを思い出した。親戚の一人が屋根瓦が落ちたと言い、列席しなかった。

 13年前の震災を忘れないためか、朝のテレビで南海トラフ地震がこれから30年に起こる確率が最近高くなったという話をしていた。それはさまざまな観測データによるものではなく、確率を計算する前提条件が変わったから、ということだ。

 奈良への旅行を計画している身としてはやや穏やかならぬ気分になったが、すぐ忘れて、具体的なプランを固めていった。ネットの乗り換え検索で、行きたいところに行くための所要時間や乗り換え、発着時刻などを調べた。

 具体的に調べてみると、最初の日は奈良市にある寺院をふたつくらい回ればいいかなと落ち着いた。二日目は明日香村のほうに足を伸ばしてみようと思い、行き帰りの電車の時刻を調べたがどこをどう回るかはまだ決めていない。当日、駅前の観光案内所で聞いてもいい。

 三日目、最後の日が悩ましい。法隆寺のほうに行きたいが電車の時刻を調べるとあまり余裕がない。出発する時間によって所要時間がかなり違う。朝早めにホテルのある街を出発すれば所要時間も短くていい(33分で着く)のだが、三日目となると疲れて朝早くでかけるのは辛くなるかもしれない。また、法隆寺から京都へはほぼ1時間かかる。

 もし最終日はそんなに動きたくないと思ったら、奈良市かそこから少しJRに乗って薬師寺唐招提寺に行ってもいいかも。これだと京都に行くのも時間がかからない。

 行ってみないとわからないところがあるが、自分の体力は自分がいちばんよく知っているので無理はせずに、たくさん見るのでなく、たくさん感じるような旅をしたい。

 

今日のおかめ桜

陽ざしをあびて赤いラナンキュラスと桃色のヒヤシンスがうれしそう

白い沈丁花、年々少しづつ株が大きくなる

花が終わった梅と花期の長い乙女椿

クロッカスは心配したがそれなりに花数が多くなった