陽ざしのある梅雨の中休み、国会図書館に行く

 朝はどんより曇ってまた雨かと思ったら、時間が進むにつれ陽ざしが出た。

 今日は予約なしで国会図書館に行くつもりだ。先週の金曜日も同じように予約をしないで、11時まで入館OKという国会図書館に行った。

 ここ数日、時間を割いて詰めた全国短歌大会に投稿する短歌を今朝投函した。応募料金3000円を郵便局の振り替え口座に送金して、その領収書のコピーを添えて送った。9時に開くすぐ近くの郵便局に行き、朝一番の客となって、送金した。今日の消印有効なのでぎりぎりまで粘った感じだ。

 投函してからあまり時間をおかずに国会図書館にでかけた。平日ならどの時刻のバスに乗るかは決まっていて、バスで二子玉川に出た。昼食を買うため、10時にオープンの東急フードショーに行こうとしたがまだ開いてなく、でも1分もたたないうちにオープンした。ここでもわたしは朝いちばんの客で、入店しているすべての店の店員さんが出迎えるために店の前に出て立っているところを通り抜けた。なんどもおはようございますと声をかけられ、こちらも同じあいさつをして。

 目あての店でももちろん朝一番の客となった。

 国会図書館には10時40分くらいに着いたが、この時間は入館する人が多く、端末の置いてある席はかなり埋まっている。わたしは好きな席は他よりテーブルがというか机というかが広くて隣の席との間にゆとりがある席だが埋まっていた。空いている席に座り、さっそく端末で読みたい本の閲覧請求をした。本が5冊、雑誌が2冊である。歌人、永田陽子さんに関する調べもののために図書館に通ったが、調べものは一段落させて(まだまだ続くのだが)、興味のある歌人の歌集を読み漁っている。今日読みたかった雑誌は「短歌研究」5月号と6月号だ。

 読みたかった本、および歌集は俵万智さんの『記憶の色』(中公文庫)、歌人、中津昌子さんの歌集『記憶の椅子』『夏は終わった』『遊園』、江戸雪さんの『駒鳥』(ロビンと読む)である。こんなにたくさん一度に読めないのはわかっているが、どんな歌集化を見るためもある。

 雑誌「短歌研究」は読みたいところを拾い読み。『記憶の椅子』は全部読み終わった。追加で請求した佐藤弓生さんの歌集『眼鏡屋は夕ぐれのため』は4分の一ほど読んだ。

 スマホをロッカーにしまった鞄の中に忘れて取りに行くと電話が1本、ラインがひとりより入っていた。電話をかけ、ラインの返事をした。ほんとうはあまりラインに時間を使いたくなかったが、50分ほどやりとりしていた。この辺で終わろうとして、またねーと言って、また続くことが2回あり、結局・・・・・・・。50分も!といまあきれている。そのうち20分くらいは昼食を食べながらだが。

 他に席について本を読んでいるときに電話が入り、席を立って通話ができるところに移動した。

 今日読んだ歌集、歌人の中津昌子さんと佐藤弓生さんだがやはり、佐藤さんのほうが感覚的には好きである。魅かれるものがある。ただ、中津さんの短歌も好きなほうだ。もう少し、どちらの歌人の歌集も読んでみたい。

 図書館からの帰り、二子玉川に行き、いつものカフェに入った。いちど入ったら空席がなく、東急ストアで買い物をしてからまた行くと空いていたので席をとった。図書館帰り、この店でくつろぐことがまるでずっと前からの習慣のようになじんできた。