気分転換に二子玉川に行く

 昨夜からもやもやを抱えてゐて、今朝ももやもやが続いた。

 自分で納得できないことをわたしはしているのだろうか。

 朝早めの時間に電話を何本かかけて、ラインも送った。2人から電話をもらった。そんなやりとりもすっきりとできたわけではない。

 日曜日に会った友だちからはラインが送られてきた。少しやりとりした後、中断してまた復活してみたいにラインを送りあった。

 昨夜、じゅうぶんに眠ったわけではないでので、体調はそんなにいいわけではない。

 午前中は堀炬燵に入って、昨日印刷した年賀証の宛名書きをした。例年だと、宛名を書きつつ、ひと言添えたりして、年賀状を一枚一枚完成させていくのだが、そえることばが思いつかないので宛名書きだけをたんたんとすすめた。35枚中17枚くらい書き終えてひとまずやめた。

 昼食後はこの家にずっとこもっていると気分が滅入りそうな気がしてでかけた。歩いて最寄り駅前かバスに乗って二子玉川か、どちらにしようか少し迷って二子玉川に行った。よゆうをもってバス停に向かっていると、知人にばったり会った。知人はいま二子玉川からバスで帰ってきたところだという。60年ぶりに中学か高校の同窓生と会ってきたそうだ。立ち話はあまり長くできないので、もっと話を聞きたかったが別れた。

 バスが来るまで少しよゆうがあり、やがてバスが来た。

 二子玉川まで三分の二以上は多摩川沿いの道路を走る。2019年の内水氾濫を受けて、多摩川の河原はいま治水工事中だ(詳しくは知らないが)。河原の広い範囲が工事中で何ができるか、まだわからない。

 二子玉川に着き、よく行くカフェに入った。そこそこ混んでいるが座る席を選べるので気分的にらくだ。席がひとつもあいていないこともある。

 ここの店長さん(女性)と顔見知りになって、店に行くと笑顔で迎えてくれるのがうれしい。一一回だけ友だちと入ったことがあるが、あとはいつもひとりで入る。

 ブレンドコーヒーを頼み、席に持って行った。家から持ってきた横山未来子さんの歌集を読みながら、ときどき自分の歌を作ってラインのキープメモに入れた。ほんの小さなことが短歌を作ろうと言う気持ちを動かす。歌集を読んでいるのと短歌を作っているのと、同じ時間の長さだった。

 外が暗くなり始めた頃、店を出て簡単な夕食の買い物をした。揚げ物を二つ買い、キャベツやブロコッリー、卵などを買った。パン屋でも買い物をした。ピーナッツバターのパンと、揚げドーナッツだ。

買ったものを下げて、商業ビルの中の良く行くバックやアクセサリーを売る店に足を運んだ。あまり大きくないバックがほしかったので一つ買った。小さすぎると持って行く場所が限られる。歌会に行くときは大きめのバックだが、いつもこれを持って行く気にはならない。買い物や美術館、映画を見に行くなどのときに使いやすいだろうと思って買った。

 すっかり夜になってからイルミネーションがきれいな二子玉川をあとにした。