明治神宮の今年最後の献詠歌をつくった

 きれいな青空がひろがる、と言ってもあまり空を眺める時間はなかった。

 午前中は2本の電話をもらい、わたしも3本電話をかけた。もらった2本の電話がスマホと家電話、ほぼ同時にかかってきたので、家電のほうに出た。来年1月、武蔵小杉の歌会が何日に開かれるかと聞かれたので調べてあとで電話をすると伝えた。

 とらなかったスマホのほうにこちらから電話をするが先方が出なかったがすぐ向こうからかかってきた。少し話して電話を切り、パソコンで調べて最初の電話の歌会の仲間に電話して日時を伝えた。

 さらに友だちにラインを送るとわりと早く返事があった。もう少し聞きたいことがあったので、ラインの友だちにも電話して短めに話した。

 連絡事項でわたしとしては珍しくあわただしい朝だった。

 全部を終えて、ようやくやりたいことをやった。明治神宮では一年間毎月、歌人の方たちが兼題を決めて献詠歌を募集しているが12月は一年の最後となる。12月の兼題は「残る」である。

  いろいろ考えたが決め手がなく、今日こそと思っていた。

  いくつか考えてみたがどれにするか決められない。ということはあまり出来が良くないともいえる。

 行き詰ってしまい、外に出ることにした。バスに乗ってよく行く駅前のカフェへ。店に入る前にいくつか買い物をした。カフェでは持って行った2冊の歌集を読みながら、題詠の短歌を考えた。

 1時間半ほどいて、暗くなってきた街をバスに乗って帰った。献詠歌は今日は投函できなかったので、速達で送ることにした。