蒲田の歌会に短歌を1首ラインで送る

 今日も朝から晴れて暑い。東京都心では36℃を超えたようだ。

 暑い日中はほとんど外に出ないで過ごした。一回、11時半ごろ梅干しをひっくり返そうと駐車場に行ったときくらいだ。梅干しは皺だらけになって、ざるに張り付いていて、ひっくり返そうとすると皮ははがれるので、やめることにした。連日の強い日射しでじゅうぶん天日干しされているので、土用干し3日目を午前中で終えることにした。ざるを家に取り込んで、今年の梅干しは完成した。

 毎月第一水曜日が締め切りなのは、蒲田で開かれる歌会の短歌である。明日が締め切りだが一日早く送ることにした。いろいろ考えて、迷いに迷って、送った歌はそんなに良くないような気もする。もっといい歌があったかもしれないが、迷うとときどき誤った判断をすることがある。いや、違う。今日送った歌は五七五七七の後ろから二番目の七にあたる表現が気に入らなくて直したらとても良くなった。自信を持とう。

 明治神宮の月次献詠歌は7月の題詠が「宿」だったが、選外佳作に選ばれていた。選外とは「預選」「次点」「佳作」の16首に選ばれなかった佳作と言う意味で100首ある。いつもだいたい500首を超える投稿があるから、選外佳作は投稿者の2割くらいの人が選ばれることになる。それでもいつも選ばれるわけでなく、選ばれればうれしい。

 9年前、柴犬レオが死んですぐの頃、千葉県の海辺の街にあるポスピスに友だちを見舞ったことを詠った歌である。

 話を戻して、蒲田の歌会に1首ラインで送ったあと、その歌会の有志のグループラインに、花火の言葉を入れたラインを送った。期間限定で、ラインのことばに<花火><たまやー><かぎやー><ドーン>を入れると、夜空に花火が打ち上げられる背景が現れる。遊びとして楽しいので、グループの人にも共有してもらえれば、と思ったのである。

 ついでに(?)、花火を詠った短歌2首を送った。俵万智さんと東直子さんの短歌である。

 

はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり   俵万智

 

じゅっと燃える線香花火の火の玉の落ちる速度で眠りましたよ  東直子